本学では、11月に行われる『東医祭』において、本学４年生を中心として『内科模擬検診』を開催しています
この催し物は医学生が模擬診療所を開き、ボランティアで参加してくださる一般の方を患者役として、医師の観察のもと『問診』、『身体診察』、『心電図検査』、『血液検査』などを行うものですo(^▽^)oDOCSは昨年よりその『内科模擬検診』に参加する学生の技術指導を担当しています
模擬検診といえども、学生が実際に一般の方に接するということで、参加する学生のQuality Controlが非常に重要ですが、多忙な先生方では指導が行き届かないという問題がありました
そこで昨年より、DOCSメンバーが最初に先生に指導していただき、それを参加する学生に教えるという形をとっています
そして、本日より今年の内科模擬検診に向けて一から身体診察を学び直そうと、齋藤先生に腹部の診察から教えていただきました
まず、指導テキストおよび診察項目の添削をお願いしたのですが、臨床家の視点から医師役の学生と患者役の方の双方にとってためになる内容を考えてくださいました
先生ご自身の診療経験に基づかれた、教科書を読んだだけではわからない、身体診察のお話を伺うことができたので、大変面白かったです(≧▽≦)
次に、技術指導をしていただいたのですが、特に『打診』に関しては、参加者全員に一人ずつ手技をさせた後、それぞれ個別に指導をしてくださいました
そして、最後に先生が医師役となって腹部の診察全体の流れを見せてくださったのですが、それを通して患者さんへの気遣いを含めた、先生の実際の診療風景を垣間見させていただいた気がして、大変勉強になりました
今回先生に教わったことを、僕らがしっかり内科模擬検診に参加する学生に伝え、内科模擬検診を充実したものにできるようがんばりたいと思います
齋藤先生、本日も大変お忙しい中ありがとうございましたm(_ _)m
[場所] 卒後臨床研修センター 研修室３
[参加メンバー] 上杉、加藤、菊野、児玉、東邑、中野、藤巻、沖久、他５名
こだま