『東京医大臨床漢方セミナー「下痢に用いる漢方薬」』 | DOCS日記

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本日は東京医科大学で月に一度、主に院内で働く医師向けに開催されている『東京医大臨床漢方セミナー』に参加してきました星

今セミナーの講師であられる麻酔科の矢数芳英先生は、漢方医の家系に育ち、自らも漢方を勉強される傍ら、思考が東洋医学に傾きすぎないよう、麻酔科で10年間働かれてきた経歴をお持ちの先生で、東京医大の後輩であるDOCSメンバーを大変可愛がってくださっていますドキドキ

DOCSは漢方に特化した勉強会ではありませんが、プライマリー・ケアにおける、患者側の需要や、西洋医学が及ばない部分での治療の選択に幅を持たせる意味で漢方の重要性を強く意識し、勉強会に積極的に参加するようになりましたo(^▽^)o

そして、漢方を勉強していくにつれて、疾患ではなく、症状に対して治療を提供する漢方診療の考え方が、疾患名を確定するための検査に固執し、患者の症状という最も意義のある情報を軽視しがちな現在の西洋医学の考え方を補うのに非常に役立っていると実感するようになりました虹

今回のテーマは過敏性腸症候群を中心とした『下痢に用いる漢方薬』でしたが、下痢の性状や随伴する症状から薬を決定する方法を教えていただき、大変勉強になりましたアップ

矢数先生、貴重なお話ありがとうございました。これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

P.S. DOCSでは今年1月に矢数先生と総合診療科の齋藤裕之先生との『東洋×西洋医学セミナー』を開催し大変好評をいただきました。同セミナーを次回5月9日にテーマは『急性下痢症』で予定しておりますので、詳細が決まり次第各メーリスにて報告させていてだきます。

[場所] 東京医科大学病院 本館6階 第3会議室
[参加メンバー] 上杉、加納、田中、児玉、大谷

こだま