『2008年春期エクスターンシップ』@市立伊東市民病院 | DOCS日記

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今日と昨日は、田中君と2人で、市立伊東市民病院で行われた『2008年春期エクスターンシップ』に参加してきました桜このプログラムは先週参加した公立長生病院で行われたものと同じく『地域医療振興協会』の主催するもので、今回も参加者は僕らを含めて3人でした(^▽^;)



『地域医療振興協会』とは自治医大の卒業生によって立ち上げられた団体で、卒後の地域医療への貢献が義務化されている自治医大の卒業生が、自らの経験をもとに、他大学卒の医師にも地域医療への門戸を広く提供されています虹

さて、今回訪れた市立伊東市民病院は、静岡県の観光地である伊東市にある250床の病院で、患者さんの特徴としては、地元住民の方はもちろん引退後の療養でこの地方に住まれる高齢者の方が多いそうです。また、静岡県は全国でもまれな、ドクターヘリを2基保有する県だそうで、先生方もかなり身近に感じておられたのが印象的でした病院

具体的な内容は以下のようなものでした音譜

3/26(水)
 8:30 オリエンテーション
 9:30 病棟研修
 12:00 ランチョン「初期研修医との交流」
 13:00 ハーフデイバック体験「行動科学医療について」
               「二次資料検索について」
 16:30 一日目ふりかえり
 17:00 看護士向けACLS講習会
 19:00 懇親会

3/22(土)
 7:30 初期研修医による朝勉強会「一過性失神について」
 9:00 病棟研修
 12:00 名郷先生による即席WS「EBMと行動科学と構造主義医療」
 13:00 後期研修医による看護学生との合同WS
    「ある終末期癌患者の今後についてチームで考える」
 15:30 全体ふりかえり



同じ地域医療振興協会主催ということで長生病院のものと似ている部分もあったのですが、一番の違いはやはり伊東市民病院ではすでに初期および後期研修医が働いているということでした。彼らは医師の数が少ない病院の中で、一年目から戦力として現場でもまれ、話に聞く自治医大卒の医師に近い経験をされているように感じました馬

そして、今回見学で訪ねた僕ら学生にも、実践的な知識や研修医の心構えなどをとても丁寧に教えてくださいました。また、短い間でしたが、今回も地域医療の一つの現場の雰囲気に触れられたことは貴重な体験でしたキラキラ



船越先生、八森先生、名郷先生、研修医の先生方および市立伊東市民病院の皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

P.S. 病棟研修中に、患者さんと自由に30分間話すという貴重な機会をいただいたにも関わらず、20分でギブアップして横にあったテレビをつけたのは他ならぬ私ですo(TωT )

[場所] 市立伊東市民病院
[参加メンバー] 田中、児玉

こだま