『2008年春期エクスターンシップ』@公立長生病院(後編) | DOCS日記

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本日も昨日に引き続き『2008年春期エクスターンシップ』に参加してきました。しかし、矢野くんは昨日で帰ってしまったので、DOCSメンバーは自分一人でした(>_<)

では2日間に渡った今実習を振り返りたいと思います。内容は以下のようなものでした晴れ

3/21(金)
 9:00-9:30 集合
 9:30 開講・院長あいさつ
 10:00 説明「公立長生病院×地域医療振興協会 家庭医療プログラム」
     ミニレクチャー「地域志向型研修12の軸」
 10:30 クリニカルクラークシップ(臨床研修)(1)
 13:00 ランチョン「千葉県の地域医療の現状」
 14:00 クリニカルクラークシップ(臨床研修)(2)
 16:30 ふりかえり
 18:30 病院職員を交えての懇親会

3/22(土)
 9:00 ワークショップ「エビデンスを日常診療に取り入れよう」
 10:30 ワークショップ「公立長生病院での地域医療研修」
 12:00 意見交換・閉講

まず、結論からいうと、とても内容の濃い2日間でした!!それにはおそらく、参加者が少人数であったこと、公立長病院でのエクスターンシップ開催は今回が初めてであったため職員の皆さんが指導にとても力を入れてくださったことなどが影響していたと思います虹

メインテーマの『地域医療』に関しては、先生方のレクチャーや懇親会でのお話により、だいぶ理解が深まった気がします。今回は主に千葉県の地域医療の現状についてでしたが、どの先生方もご自分の提供している医療に対するプライドや将来的なビジョンを持っておられ、大変勉強になりました。このあたりの感覚は大学病院での実習が中心の教育システムでは触れる機会が少ないので、とても新鮮でしたキラキラ

さらに、今実習の2日目には『EBM』に関する著書を多数お持ちの名郷先生が直接EBMを実践する診療についてご指導してくださいました。時間は短かったですが、初日の臨床研修で診察した患者さんに対してEBMを実践するという形のWSは、EBMの入門としてとても面白かったです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

という訳で、期待していた以上の経験が得られた2日間でした。福士先生、名郷先生および公立長生病院の皆様ありがとうございましたm(_ _)m

ちなみに、自分は来週も同じく地域医療研修センターの主催する市立伊東市民病院のエクスターンシップに参加してきます音譜

P.S. この2日間、名郷先生は空いた時間に、本日東京文化会館で行われた『構造主義医療の冒険』という講演のスライド作りに頭を悩ませておられました。おかげで、僕らも難しくも楽しいお話がたくさん聞けたわけですが、果たして講演はうまくいったのでしょうか(笑)

[場所] 公立長生病院
[参加メンバー] 児玉

こだま