
『JPTEC』とは、Japan Prehospital Trauma Evaluation and Care の略で、防ぎえた外傷死(preventable trauma death;PTD)を減らすための標準的な外傷病院前救護プログラムとして開発されたものです。また、医師に対する標準的な外傷初期診療ガイドラインである『JATEC(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care)』との整合性を保つことにより、病院前から病院内まで一貫した思想のもとに標準的な外傷教育を行うことを目的としています

JPTECのコースは学生は最高学年しか受講できないため、今回DOCSメンバーは雑用係&傷病者役として参加させていただきました。コース全体の雰囲気としては、とにかく体を使って覚えることや、スタッフおよび受講者の大半が救急救命士さんということもあり、とても賑やかな体育会系ノリで楽しかったです

自分は主に傷病者役をやらせていただいき、初めは頸椎カラーやバックボードなどの普段使わない道具を使われることに緊張していましたが、慣れてくるとやられてる自分が受講者の間違いに最初に気付くようになり、とても勉強になりました。なにより、全脊柱固定を10回近くされることはなかなか無いと思うので、患者さんの気持ちを知る上でも非常に貴重な体験でした(=⌒▽⌒=)
最後に行われたOSCE時の傷病者役のメイクはとても凝っていて、傷口などは偽物とわかっていても痛いような不思議な感じがしました

そして、終わったあともなかなか落とせませんでした・・・(TωT)
という訳で、今回はタスクとしての参加でしたが、とても勉強させていただきました。自分も6年生になったら是非受講したいと思います。また、今回のスタッフの中にはメディカルラリーに精通してる方もたくさんおられたので、機会があればDOCSにご指導いただけるようお願いしておきました

P.S. 当日の急な要請にも関わらず、快く傷病者役を引き受けてくれた日馬くん、ありがとうございましたm(_ _)m
[場所] 卒後臨床研修センター
[参加メンバー] 上杉、加納、児玉、中野、藤巻、沖久
こだま