このコースは慈恵医大青戸病院の地域社会への奉仕活動の一環として、青戸中学の卒業直前の三年生全員を対象にインスト70名、受講者130名(24ブース)の規模で行われました。
『BLS』とはBasic Life Supportの略で、主に胸骨圧迫、人工呼吸、AEDを使った除細動などを用いた、心停止患者への対処法を指します。DOCSでは、創立当初に看護士の川原さんにBLSを教えていただいて以来、その普及活動の重要性を認識し、学内、学外問わず様々なコースにインストとして参加しています

BLSのコースは対象によって内容が微妙に異なります。そこで今回参加したコースの特徴を以下に挙げてみます。
・受講者は希望者ではなく義務である。
・受講者は医療従事者ではなく、一般人であり中学三年生である。
・コースの時間は全て含めて2時間である。
以上を踏まえて自分の担当したブースの印象を書きます。
まず、当初受講者が義務で受講することから、モチベーションが上がらないのではと心配していましたが、全く問題ありませんでした

また、医療従事者ではないため、詳しい説明は省いた部分もありましたが、中学三年生の知識を探りながら教えられたことは大変勉強になりました

しかし、2時間という時間で全て教えるのはやはり相当厳しかったです

という訳で、毎度のことながら教えながら学ぶことがたくさんありました。そして改めて、BLSは『学び、教える』ことがそのまま医療に『貢献する』、医学生にとって非常に魅力的なコンテンツであると感じました

最後に東京慈恵会医科大学附属青戸病院の笠井督雄先生、貴重な機会をお与えいただき誠にありがとうございました。
P.S. 自分のブースでサポートしてくださった看護学生の古田島さん、そして受講者の佐藤さん、砂田さん、瀧口さん、辻さん、楽しい時間をありがとうごいました(≧▽≦)
[場所] 青戸中学校 体育館
[参加メンバー] 上杉、田中、矢野、児玉、張、濱口
こだま