天国からのラブソング | ゆっくりのんびり行こか

ゆっくりのんびり行こか

神社仏閣巡りが大好き。コロナ禍の間に藤井風さんの音楽を知って、後悔の苦しみをやっと手放し、小さな幸せに感謝する日々。それでも、自分のことだけでは生きていけず、悩みは尽きませんが、「今」を大切に生きたいです。

最近見たドラマの中で秀逸だったけど、どうもこれが実話を元に作られた話らしいので驚きました。最後に実際の映像が流れたんですよ。

おじいさんと高校生の孫とのお話で、この場面は、亡くなったおじいちゃんの願いであった「おじいちゃんと孫とのコラボ演奏」の場面です。

福岡の放送局の番組に「文化祭でヒーローになりたい」という願いを送って、局の人と話をしている内に、おじいちゃんについていろいろ調べてみることになりました。すると、おじいちゃんとおばあちゃんの素敵な話が分かったのです。

最後は、おじいちゃんの映像の演奏に合わせておじいちゃんのギターで孫が演奏し、おばあちゃんに聞かせてあげました。

変わったおじいちゃんだと思っていたら、それはおばあちゃんを笑顔にするために人生を捧げ尽くしたからだったのです。

人生でそんな人に出会えるなんて幸運だけど、このおじいさんは結婚するために凄い努力をするのです。反対していた親が根負けするまで。

それができずに未だに独り身の私。あの時、このおじいさんのように粘っていたら、私の人生は変わっていたのかな。私には、このおじいさんのようにはとてもできなかった。

それに、結婚した後も、おじいちゃんは精一杯愛し続けます。死んだ後も家族に手紙を残し、気持ちを伝えます。

ああ、温かい話だったな。「8年目の花嫁」のドラマを見た後も思ったけど、自分の器の小ささを痛感。そして、遅すぎるかもしれないけど、こんな風に家族愛いっぱいに生きてみたいと思うのです。まだ家族が生きている内に。