これは、私が2か月前に書いた記事です。
今日、「単身赴任の男性がなかなかPCR検査が受けれず、やっと受けれたと思ったら自宅で孤独死していた」というニュースを聞きました。
先日の岡江久美子さんも、自宅で数日様子を見るようにと言われ、3日目に急変して意識が戻らないまま結局亡くなりました。
記事を書いてから2ヶ月も経つのに、なんでいまだにPCR検査がなかなか受けれず、治療もできずに亡くなっていく人が次々出てくるのか。
「今」人の命がかかっているのに、保健所が崩壊しているというのに、政府は、厚労省は、なんでサッと手を打たないのか、もうイライラしてしまいますっ

他にも、変死されていても検死ができず、コロナに感染していたかどうかも分からないままのご遺体もあるという話も先日聞きました。
「検査2万件できるようにします」と言うだけじゃ役に立たんのよ

「おかしいなあ。僕はやれと言っているんだけどね。どこかで詰まっているんでしょうか」では、役に立たんのよ

実際にちゃっちゃとできるようにしてくれないと。
やり方は簡単。
①総理、厚労相が病院や保健所の現場を見に行き(百聞は一見にしかず。お育ちか良すぎて想像できないなら、見に行く)、できない原因をはっきりさせて、皆で知恵を絞って手立てを早急に考える。
②首相または厚労相が、熱意をもって「こうこういう理由で、このように仕組みを変えましたから、皆さん、ご承知ください」と、きちんと明確に示すこと。
「医師が必要と思ったら、必ず検査してください。民間検査会社でもできます」と、医療従事者にも保健所の人にも、一般の人にも、みんなが納得するまで説明すること。
医療従事者も保健所の人も、朝から晩まで目の前のことで一杯一杯なんだから、知らない間に政府の考え方が変わっていたら伝わらないよ。誰から見てもはっきり分かるように、明解に示してほしいです。
感染者が増えれば、ベッドが足りなくなって医療崩壊が起きる。だから検査数を制限するって、やっぱり変。
逆に、「軽症の内に検査で見つけて、早く手当てをして重症化を防ぐ」ではないでしょうか。薬はなくても酸素吸入はできます。発熱で脱水状態なら点滴ができます。今は陽性になっても、8割の軽症者は入院しなくていいんだからできるはず。
中国が突貫工事で病棟をつくったり、ニューヨークの公園に野戦病院をつくったりした、あの「ないならつくる」「何がなんでも命を救う」という必死さが、日本政府には足りない(感じられない)と思います。