はじめまして。
ご訪問ありがとうございます
アトピっこママ歴18年の
まるこです
わが子4人中3人が
重度、最重度のアトピーと食物アレルギーでした。
上ふたりはちいさい頃完治していて、
6才の末っ子が治療中です。
子どもたちと経験したことが
誰かの笑顔や安心につながったら
ありがたいなあと思い
はじめてのブログに挑戦します
どうぞよろしくお願いします
はじめましての今日は、
第一子の長女が
赤ちゃんの頃の話を書いてみます。
長女は今年で18才。
生後3ヶ月あたりから
顔に湿疹が出来はじめ、
体中に広がっていきました。
生まれたて♡まだお肌モチモチでした。
血液検査の結果
卵アレルギーでした。
肌の痒みが強く
おんぶしていても掻いて
血だらけ、汁だらけになるので
赤ちゃんの頃は
一日になんども着替えていました。
寝るときは
娘の両手を握って眠りました。
行ける範囲の小児科、皮膚科
ぜんぶ回りましたが、
当時住んでいた宮崎県南部では
肌と食べ物は関係ないというのが
当たり前で
強いステロイド軟膏を出されるばかりでした。
噂には聞いていたステロイドは
血と汁でドロドロの肌に塗ると
さっと炎症が引いて、きれいになる
魔法のような薬でした。
しかし、効果が切れてくると
火がついたように
掻きむしる娘を見て
怖くなりました。
これを塗り続けて
ほんとうにいいんだろうか・・?
お産した助産院に相談すると
食事を改善することを勧められました。
その助産院では
下関市立中央病院の元小児科部長で
アトピー治療の専門家である
永田良隆医師の指導を受け、
お母さんたちに和食中心の
母乳育児を伝えていました。
娘のアレルゲンだった
卵をはじめ
油、砂糖、お肉、添加物などを極力減らし、
食べると肌に出る大豆や乳製品も除去することにしました。
完全母乳だったので
わたしが食事を変えることになったのですが・・
はじめてから定着するまで
3ヶ月かかりました
わたしは
長女を妊娠するまで
過食と飲酒を繰り返していたので
食事をコントロールするのは
一番苦手なことでした
妊娠中は、
つわりがひどく過食も飲酒も止まりましたが、
産んだあとは、
ストレスを感じるたびに
食べたい衝動を抑えられませんでした。
とくに、甘いもの
軌道に乗ったのは、
仲間ができてから。
助産院のアトピっこサークルに入り、
長女と同い年の子を持つ
お母さんたちと一緒に
月1回集まったり
お互いの家を行き来するようになりました。
新天地で
はじめての育児をしていたわたしには
ものすごい心強さでした。
一緒に料理したり
情報共有したり
おしゃべりしたり
先輩ママが多く
上の子たちが食事の改善で
きれいになっていたのも
勇気をもらいました。
長女は6ヶ月から9ヶ月まで
体重増加が停滞していましたが
除去食が軌道に乗ると
増えはじめ
丸々太っていきました。
痒みで眠れない日々も
少しずつ減っていき、
親子で笑顔も増えました
除去食を開始して
約半年後の1才の誕生日には
ツルツルのお肌になり
以来アトピーは再発していません。
はじめて
「かわいいこつ〜(かわいいこと〜)」
と言われたときは
涙がこぼれました
ちいさな漁師町に住んでいたので
真っ赤な顔の赤ちゃんを連れていると
「なんねーこの子は!!!」
「病院行ってるのか!」
「虐待やが!」
「お母さん、あんたのせいじゃ!」
素朴な海んちゅの
悪気と遠慮のない言葉に傷つき
娘を隠すように連れていました。
(どうぞ、アトピー肌の子(人)を見かけたら
「がんばってるね」って
そっと見守ってあげてくださいね)
長女は、卵が少しでも体に入ると
コンコンからヒューヒュー
息が苦しくなって
(気管が腫れる)
手首からはじまったじんましんが
全身に広がりました。
30分くらい経てば落ち着くので
たいてい水分を取らせて
様子を見ていましたが
ひどいときはすぐ小児科に走りました
気管支拡張剤を吸入すると
楽になります。
そんな急性症状も
小学校に入る頃には
落ち着いていきました。
・・ということで
長女は、薬にほとんど頼らず
食事の改善だけで
症状が改善しました。
高校生になった今も
卵は積極的には食べませんが
卵の量が多い
カスタードクリームなどを食べると
のどが痒くなるようです。
花のJKですから笑
友達とのジャンキーな付き合いも
楽しんでいます。
母としては
子供たちが友達と買い食いする年になったとき
命の心配をしなくていいレベルまで
食物アレルギーが改善したらいいなあと
思ってきました。
その点では
長女も、次回お話しする長男も
クリアしたかなと思います。
ただ、病ってなんでもそうだと思いますが
症状の改善は「結果」であって、
そこを目指してもむずかしいんですよね。。
いま、末っ子がそうです。
同じように悩む
あとぴっこアレルギっ子の
親子さんが
少しでも笑顔でハッピーな毎日を送れますように。
一緒に顔晴りましょう
お読みいただき
ありがとうございました
長女が生まれたとき咲いていたツワブキ
葉っぱが乳腺炎の炎症を楽にしてくれます