第2章♡恋敵②
ヌナ・・・
まさか家の前で
しかもテテ先輩と・・・
あぁ〜考えたくなくても
さっきの光景が頭から離れない
なんだか最近ヌナの行動がやたら
気になってしまう。
気がつけば目で追っていて
男の影がチラホラ見えると
心が乱れる。
何時からだろう？？
ヌナを意識するようになったのは。
中学生の時、友達同士で
語り合った時
理想の女性像の話をした事があった
その時・・・
無意識のうちヌナに照らし合わせて
話してる事に気づいた。
それから寄ってくる女の子を
全てヌナと比べてしまう
優しくて愛情豊かで
いつでもオレを優先に考えてくれ
尊敬出来て・・・
あげたらキリがないくらい
完璧だと思える女性像がヌナだった。
俺は中学から色々な事に挑戦していて
その中でも1番(ダンス)が好きで
力を注いでいた
同級生同士でグループを組み
密かに街に出てパフォーマンスを
ストリートでやっていて
いつの間にかファンクラブ的なものが
出来、その頃から沢山の女の子から
ラブレターを貰ったり告白されたり
色々あるけど・・・
なぜかそんな時にいつもヌナの存在が
チラホラして。
まったく他の子には興味が湧かなかった。
でも・・・
ヌナにこんな気持ちを抱くなんて
変だし・・・
ダメだと分かってる
でも・・・
いざ、あんな光景を見てしまったら
ショックで怒りが沸いて。
しかも相手がテテ先輩だと思うと
いても立っても居られなくて
つい、ヌナに怒ってしまった。
しかも前にヌナの部屋で
唇に触れたのを気づかれて
変な風に思っれたのか
あれから、なんだか
よそよそしい感じがするし。
色々、重なって
焦ってしまっているのかもしれない。
とにかく・・・
今は我慢するしかない
つづく♡
※画像お借りしました
ありがとうございます❁⃘