おはようございます声の声帯師 押田裕亮です。
今こちらは普段走ってる山5キロほど走った上で景色のいいところで音声を取っています。
夏の音が非常に

 

蝉の声ですね大合唱とまではいきませんが少し賑やかになってきました。
今日のテーマは口の形をお話ししたいと思います

 

この前のブログで、声というのは声帯で原音を作って体に共鳴させて音に出すと言っていましたが最終的に音が出る口ですね、その口の形を意識しきれて無い方が非常にたくさんいらっしゃいます

 

特に日本語は

 

非常に前に飛びづらい言語でもあります

 

日本語の構成してるあいうえおの母音なんですが、こちらのいとえに関しては特に引音なんて呼ばれまして

 

非常に音が前に飛びづらい性質の母音となっています。
その原因となっているのが実は口の形なんですね。
いとえも口角を大きく横に引っ張って発音するので声帯周り、のどの周辺の筋肉に力みが生まれます

 

ですので呼気をしっかり当てにくい、原音が作りにくい、なおかつ共鳴がしづらいなんてこともあります。
なのでいに関しては筒を作るようなうの口の形でいと発音します

 

そしてえに関しては口角を横に引っ張るのではなくて、少し縦に開いてあの口の形で舌をですね、下前歯の裏側にちょっと押し当てるような形でえと発音します。
そうすることによって、非常に前に飛びやすい音になります。
声がこもるとかそういった症状と言いますかそういったところでコンプレックスを持ってる方なんかは、これだけで、もしかすると解消できるかもしれません。
最初はぎこちなくなりますが是非行ってみてください。

 

最後までお聴きいただきありがとうございました声の声帯師 押田裕亮でしたではまた