痛い目の話 | 駄馬が行く

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SR400と行く、日本の旅

帰宅したら、こないだの事故の相手から電話が来た。

最初かみさんが出たが、後で聞いたら面接の電話かと思うほどことば遣いが直角でハキハキしてたって。

たしかに、ド緊張してた。

お体の具合はどうか?とかほんとにすいませんでしたとか、謝罪の言葉はたくさん頂いた。

が、あんまり謝らないほうがいいと思うよ。

まだ過失割合も出てないんだし。

僕だからいいけど、相手が保険屋だったりしたら迂闊なこと口走ると、全部録音してるからそれを元にしてにかなりやられる。

経験者は語るですよ。

 

僕の返事は、とにかくぶつかってなくてよかったってこと。

こっちは僕を入れれば200kgを軽く超える重量だ。

たいしてスピードは出てなかっとはいえ、あのまま正面からぶつかってたらお互いにただでは済まない。

僕だけが痛い目にあっただけ、それも転んで肩を打っただけみたいなもんなんでこんな余裕かましてられるけど、両方怪我してたらこうはいかない。

 

今回、僕は見えない何かの力によって転ばされたんじゃないかって思ってる。

あちらさんの守護霊さんか何かの守りの力が強くて転ばされたか、こっちの守護霊さんか何かの力によって転ばされることで結果的にこんな余裕でいられるけど代わりにもっと大きな別の事故を防ぐための、自分の運転も見直すきっかけにしてもらってるとか。

 

そうでなきゃ、なんか、お互いに都合が良すぎるんだよ。

 

ま、それはともかく、僕からは一つだけ。

「チャリの前に出たい気持はよく分かるが、先の見えないカーブで追い越ししちゃだめだよ。」

彼は、痛いほどわかってくれてるみたいだった。

よく肝に銘じて

「安全に、バイク楽しんでくださいね」

と話して終えた。

彼が、痛い目に遭わないことを願う。

 

 

 

むしろ、痛い目を見なきゃいかんのはうちのバカ長男だ。

長男次男チームは、定期的に亡くなったママ系の義母とおば姉妹と会い、ランチをしている。その際、お小遣いをたんまりもらう。入学・卒業の際も、お祝いを当然もらう。

長男は、次男がもらった分までいくらか巻き上げた挙げ句、かみさんに申告しなかったり申告しても過小に告げて、余剰分を好きに使ったり違法な使い方をしたりしてた。

 

金に物凄き執着があるのよな。

奨学金もらっていながら、返すのが嫌だという理由で使わないし、金額が減るのが嫌だという理由で使わない。

とにかく嘘吐きまくってばばたちから金を引き出してることが今日、義母の密告でわかった。

 

義母にしても、嘘で塗り固めた長男の窮状を信じたい気持ちから、こんなに苦しんでるんだから金出してやれよ、仕送り額を増やしてやれよっていう気持ちもあるだろう。

でも、おばがすでにかなりの金額、教習所代やバイク代を出してて、いい加減なんとかせにゃぁと思ったんじゃないかな。

こちらとしては、金があればあるだけ欲しいものに使っちまうことがわかってるから、普通に暮らせる額しか出してないんだけどねぇ。

かみさんが散々、金への執着が異常という見立てをしてても完全否定してたけど、ここへきてやっと信じられるようにもなったかも知れない。

 

僕は僕で、それら合わせてかなりの金額になってることに驚いた。

親はカツカツで金出せないのをばあちゃんが出してあげる構図はあるあるなんで、僕は特段問題にしてこなかった。

でも金額があまりに高すぎるのと、なにより、長男が言ってた額とぜんぜん違う。

バイクの代金なんか、倍額出してもらってた。

半分は何に使ったよ!?

これ、詐欺だからな。

いくら身内でも、詐欺だから。

 

長男は勝手に投薬治療やめちゃったけど、薬飲んで衝動性や強い執着心を抑えたほうがいいんじゃないかって気がする。

自分の将来のためにも。