長男が、GSXのハンドルをいじりたいから工具貸してくれと、午後行くからと、昨日連絡が来た。
今日はホントは一日走りたかったんだけど、午後来るなら半日しかない。
前もって言えや!って思いつつ、帰りに予備の工具セット持たせたわ!
買えよ、工具セットくらい。
工具セットは持ってないのに、新しいカッコ良いヘルメット買ってた。
そして明日からはスキー旅行だと。
あんのクソ大学生め。
遊びには金払うが、使えるものは親なんか平気で使い腐る。
で、午前中は早朝から走り出したんだけど、今朝めっちゃ寒かったのよ。
うっかり真冬用じゃないタイプのジャケットで来てしまったのを激しく後悔。
かなり我慢しながら走った先で、ワークマンがあったので、店内で1時間は悩んだ。
今着てるのは、″くっそ寒い”のと″寒い”のの中間よりは″寒い”寄りの防寒の上着。
今朝の気温では到底無理。
でも″くっそ寒い”用の上着がそろそろだめで、買い替えたいなとは思ってた。
店には、真冬用の上着はほとんどなく、春先ようがたくさん出てた。
その中で、多分着比べたらワンサイズ上がほしいだろうというサイズで、絶対温かいじゃんというイージスのシーズン落ちが3割引きだった。
サイズがなぁと思いながら悩みに悩んで買ってみたが、多分″くっそ寒い”ジャケットの中に重ね着して着るより、今日買ったイージスの中に重ね着一枚少ないタイプのほうが完全に温かい。
なにしろ、風を通さん。
今日も中に電熱ベストを着込んで行ったけど、イージスならいらんかった。
バイクの防寒は、防風性能が第一なんだ。
というのも、真夏の野宿旅でさえ、標高の高い例えば草津とか四国の山間なんかでは、メッシュジャケットじゃ早朝は走れん。
でも、初心者の頃って何も知らんから、Gジャンしか持ってないとか普通だった。
そういう時は、Gジャンの内側に新聞紙とかゴミ袋を巻いたりして風を防ぎつつ体温をためた。
これがめちゃくちゃ暖かいんだ。
話戻って、風を防げばいいだけならレインジャケットでもいい。
実際、一時しのぎで合羽を着ることもままある。
でもそれだけだと外気温を防がないので、風は防いでもダイレクトに寒さが内側に侵入してしまう。
真冬は無理だ。
それを防ぐには、生地の厚みと裏地も重要。
まぁとにかく、今の時点でシーズン落ちでも数年は着るだろう今日の買い物は、僕的にはお買い得だった。
ただ、この手の上着は裾が閉まってて裾がもこもこしてしまい、乗車スタイルがダサいので、帰宅後はすぐ裾の部分だけ加工。
裾の前側がかなり開くようにファスナーを縫い直し、それ着てSRに乗ってもシルエットが比較的まっすぐになるようにした。
今シーズン、あと何回これ着て走るかわからんが、来シーズンも着るから平気。
難点は、裾を縫い直しちゃってるから古着で売れない点。
長男にあげてもいいんだが、多分サイズが合わない。
どのみち、乗ってるバイクがまるで違うから着ないだろうけど。
前傾で乗るGSXなんかに、この手の上着は裾が長すぎて不向きにすぎる。
そもそも今日の帰宅だって、より前傾にするためにハンドルいじるってんだもん。
理由は、そのほうがかっこいいからだって。
あいつは、バイクの趣味が合わないな。
そうそれで今日は、浜名湖の西岸にある″オレンジロード”という道を走ってみた。
浜名湖のあたりは三ヶ日みかんが有名だ。
だとすれば、ネーミングからしてみかん畑の中を走る道だろうと思って行ったら、やっぱそうだった。
でも、2車線の快適ワインディングで少し物足りないので、どんどん山へ分け入り、オレンジロード自体はあんまり走ってない気がする。
でもかわりに、とても素敵な木のトンネルの続く道を、とても楽しく走れた。
観光地でもなきゃ目的地の設定もできないような山道だ、対乗車もない。
みかんのお手入れをするおじいちゃんの軽トラも、この時期はもうろくに走ってない。
木々の切れ間からチラチラと浜名湖が輝いてるのが見える。
すごく楽しかった。
オレンジロードの近くには、最強心霊スポットで有名な本坂トンネルがある。
首狩りの神社とかもね。
ママとまだ結婚する前に行ったことがあったけど、別にそう怖い感じhがしなかったし、バイクでも何度か通るが何も起こらん。
知らずに、やっちゃいかんっていう、真ん中あたりでクラクション鳴らすってやつもやってるし。
他にも楽しい峠がいくつもあって、県境楽しい。
三ヶ根山スカイラインとか三河湾スカイライン、本宮山スカイラインあたりはよく走る道だけど、その周辺の細かな道が、意外に面白かったりもする。
山は楽しいなぁ。