苦しいときに手を差し伸べてくれた母に
これ以上苦労はさせたくないから
仕事や自分の人生もっと頑張ろう!と思うと、

(え?親のために頑張るの?そもそも誰のせいで私はこんなみじめな人生をおくっているの?)という声が聞こえてくる。


じゃあ今お金がないのや仕事がないのは親のせいってこと?

(そうだよ。親が私をこんなふうに育てたから私はいま不幸なの。もっと上手な育て方をしてくれていたらもっと幸せな人生を歩んでいたわ)


わかるよ、そうだよね。その通りだよ。親が悪い。だけど、ここでちょっと考えて欲しいんだけど、じゃあ、どうしたらあなたは幸せになれると思う?

(うーんショボーン親が土下座して泣いて昔のことを私に謝ってくれたら私は幸せになれる。
「私たちの育て方が間違っていた。すべて私たちが悪い。申し訳なかった。どうか許してくれ」と)


なるほど、親が謝ってくれればあなたは
幸せになれる。と。こういうことですね。

(そう。)


ということは、あなたが幸せになれるかどうかは親に委ねられている。あなたの人生の基準は
親にあるということになるよね?

(あーそっか!そういうことになっちゃうかぁ)


相手が謝ってくれるまであなたは幸せになれないんだからね。

(そうだね。相手に私の人生のハンドルを握らせてるね。それじゃあいくら自分が頑張ってもダメなわけだ!)


あなたは、もう他のだれかに人生を握られるんじゃなく、自分で決めて自分で幸せになっていける。
だれも許可もだれの許しもいらない。

(そっか、相手が謝ってくれなくても、
私は幸せになっていいんだね!
謝るのをまたなくていい。
私はずっと、相手が謝ってくれるのを
待ってたんだと思うんだよね。
謝られてはじめて、自分の人生は動き出すと。
でもそうじゃなかった。)


たしかにあなたの両親はあなたの育て方を間違ってしまったかもしれない。でも親というのは神様じゃないし完璧でもない。あなたのことを愛していたかもしれないけど間違った愛し方をしてしまったのかもしれないね。

(そうだね、愛されていたとは思うけど、正しい愛し方ではなかったと感じる。私が苦しんでいたとき親も苦しんでいたし、私もどうしたらいいかわからなかったし、親もどうしたらいいのかわからなかったのかもしれないなぁ。)


間違った愛し方だったな~って思えばいいよ。

(間違った愛し方だったな~グラサン)

ふぅ、長かった!
この気づきをありがとう合格