「師走;しわす」とは普段はおっとりしている僧侶でも歳末には各戸に出向いて読経に参じるからだ、という意味があります。・・・逆に普段はヒマな連中だと思われるのは癪ですが。 

 

 

盆・暮れ、というように7・8月と12月は各家庭に出向き、供養の読経を行うのが常だったようです。

 

さりとて地域差が大きく、関西の様に月参りがあれば特段12月は意味を為しません。

 

また「在家報恩講・お取り越し」と言われる風習が地方ではありますが、実のところ親鸞聖人の報恩講とは関係が無く、年末だから参ってもらおう、という先祖供養的意味合いが強いのが実際でありましょう。

 

私見としては年間で最繁忙なのは8月と11月です。

今年は猛暑で大変でしたが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、ですね。