支援の枠組みの中でえにしの会が果たすべき役割 | enishiのブログ

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病院のMSW様からのご相談でB様と面会させて頂きました

B様は年始から入院されていましたが治療期間が過ぎ
老健施設への入所を検討されていましたが
保証人がおらず話が進んでいない状態でした

B様に初めてお会いした感想は
『とても困っておられる』
という事でした

・自分の年金がどうなっているかわからない
・今、自分の貯金が幾らあるのかわかない
・家賃を滞納しており家がどうなっているかわからない
・今後、病院を出た後どうすればいいのかわからない

多くのご不安の中、B様自身歩行困難になり
まさに八方塞という状態でした

そこで弊会がB様の了解を得、ご自宅へ向かい
年金手帳や通帳、家主様の連絡先などを集め
必要な物品を病室へお届けしました

その後MSW様のご尽力により、老健施設への受け入れ先が見つかり
家主様とも交渉して頂き退去の道筋も明らかになりました
また、年金の受給額が判明したことにより具体的な
老健施設への入所後の金銭面での不安も解消されました

今回の支援は身元保証人の依頼から始まりましたが
紐解けばこれから先のB様の生活全般において
何が必要かという観点から支援を始めさせて頂きました

B様の今後の生活にはMSW様始め、受け入れ先の施設職員様
ケアマネージャー様、多くの方が支援に携わって行く事になります
弊会はその大きな支援の輪の中の一員としてB様の支援に携わって参ります