御胸を美しく
今日は久しぶり早朝の着付けのお仕事。友人がめでたく結納をするということで、友人宅に出張で着付けのお仕事に行った。数日前から降り続いている雪で道路状況はかなり悪い。でも、日曜の早朝ということもあって走っている車も少なかったおかげで、途中、3回くらい車がお尻を振ったり、停止で止まり切れなくてスピンしそうになったりしつつもなんとか、無事たどり着けた。雪国はホント大変です。髪にホットカーラーを巻きながらおしゃべり。彼女のお父様は大変父親としての威厳があり、左胸にはそれは大きな「男気スイッチ」が付いているような方。完璧なファザコンの彼女はお父様と対極にいるタイプの彼にまだまだ不安がいっぱいの様子。メイクをしながら、「どうしたら、男子を上手に育てられるか」についての話になった。自分が偉そうなことを言えた立場ではないが、まあ、若い頃よりは学習したことも多いので・・・聞かれるとつい、話し込んでしまうー。そうこうしているうちにヘアメイク終了して、振袖の着付け。あー、話し込み過ぎて時間オシテルー。事前にハンガーにかけておいてもらった着物に目をやると・・・ シワシワ。 アワワ即、当て布してアイロンをかけてみる。 なんとかシワはとれた。しかし、その後、本日最大の難関が待っていた。○カップはあるであろう彼女の御胸は晒しを巻いて着物を着たときに美しいスタイルに「晒しで整形」する必要があった。いや、コレが・・・。いやいや、細かい描写はやめときます。 結果、 御胸はサイコーに美しい状態で、あの悲惨な帯の上におっぱいがドーン状態とはかけ離れたものとなり、ご本人にも喜んでいただけた様子。何度かそういう目に遭われていたみたいで。振袖の帯結びは本日も即興創作帯結びでした。お太鼓系の変化結びSelfish流。折り紙が苦手で鶴以外折れないこの自分でもこんな風に出来るようになるんだから驚きだわ。まあ、私の場合、「規定演技」より「フリー演技」の方が断然得意な人種だから創作帯結びがほとんど。だけど、基礎が出来ていないと、いくらフリーを情熱的に演じても見苦しいもの。まだまだ勉強することは山のようにありますわー。帰りに桜餅を頂いてかえりましたとさ。 おしまい。