赤粒、白粒、赤こし、白こし。
茨城県牛久市のふるさと納税でもらえるヤマイチ味噌は、同じ味噌が4kg届く返礼品ではありません。
4種類を1kgずつ、合計4kg。
面白いのは、この4種類を料理によって使い分けられることです。
豚汁なら濃厚な赤。
大根や玉ねぎの味噌汁なら軽い白。
味噌煮や炒め物なら、料理になじませやすい「こし」。
味噌そのものの粒感や風味を楽しむなら「粒」。
毎日の味噌汁だけでなく、「今日は何の味噌を使う?」まで楽しめるのが、この4kgセットの魅力です。
まず知っておきたい「赤」と「白」の違い
ヤマイチ味噌の返礼品では、
赤みそは熟成期間が長く、濃厚。
白みそは熟成期間が短く、あっさり。
と説明されています。
ここが料理を選ぶ一番わかりやすい基準です。
味の強い具材には赤。
素材の味を前に出したい料理には白。
まずはこの考え方で使い分けると、4種類あっても迷いにくくなります。
赤粒みそ|豚汁やきのこ、貝の味噌汁に
赤粒は、この4種類の中では「しっかりした味」を楽しみたいときに使いやすいタイプです。
熟成期間の長い赤みその濃厚さに加えて、糀などの粒が残るため、味噌そのものの存在感も感じやすくなります。
合わせやすいのは、
- 豚汁
- なめこと豆腐の味噌汁
- きのこと根菜の味噌汁
- あさり、しじみなど貝の味噌汁
- 豚肉や鶏肉を入れた具だくさん味噌汁
など。
赤みそは濃厚なうま味があり、肉や貝類など味の強い具材とも合わせやすいとされています。
特に豚汁はわかりやすい組み合わせ。
豚肉、ごぼう、大根、にんじんなど具材が多くても、赤みその味が埋もれにくくなります。
「味噌汁をおかずに近づけたい日」は赤粒から使ってみると違いがわかりやすそうです。
赤こしみそ|濃い味は欲しいけれど、口当たりはなめらかに
赤こしも、基本となる味の方向は赤みそです。
違うのは「こし」であること。
粒をこしているため溶けやすく、口当たりをなめらかに仕上げやすくなります。
ヤマイチ味噌が現在販売する10割糀の赤こしについても、6~10か月熟成したまろやかな味で、味噌汁にしたときに溶けやすいと説明されています。
その特徴を生かすなら、
- 豆腐とわかめの味噌汁
- なめこの味噌汁
- 味噌煮込み
- 魚の味噌煮
- 肉の味噌炒め
など。
味の強さは欲しいけれど、粒を残さず料理全体になじませたい場合に使いやすいタイプです。
たとえばサバの味噌煮なら、こし味噌の方が煮汁になじませやすい。
豚肉とキャベツの味噌炒めでも、調味料として伸ばしやすくなります。
同じ赤でも、
赤粒 → 味噌そのものを感じたい
赤こし → 料理全体になじませたい
と分けると使いやすくなります。
白粒みそ|大根、玉ねぎ、じゃがいもなど甘みのある野菜に
白みそは赤みそより熟成期間が短く、あっさりした味。
濃い味で押すというより、具材の甘みを邪魔しにくいのが特徴です。
合わせやすいのは、
- 大根
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- さつまいも
- かぼちゃ
- えのき
- 豆腐
など。
一般的にも淡色系・白系の味噌は、大根やいも類、玉ねぎ、かぼちゃなど甘みのある食材と合わせやすいとされています。
たとえば、
玉ねぎ+油揚げ
じゃがいも+わかめ
大根+豆腐
のような普段の味噌汁。
ここで赤粒と白粒を使い比べるだけでも、味噌による違いがかなりわかりやすくなります。
白粒なら、粒を残しながらも赤ほど重くならないので、「味噌の風味は感じたいけれど濃すぎるのは苦手」という日に使いやすそうです。
白こしみそ|朝の味噌汁や野菜中心の一杯に
白こしは、4種類の中でも一番軽く使いやすい存在になりそうです。
白みそのあっさりした味に、こし味噌のなめらかさ。
相性を考えるなら、
- 豆腐とねぎ
- わかめ
- 大根
- 白菜
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- きのこ
など、普段の味噌汁向き。
朝食なら、
豆腐+わかめ
玉ねぎ+油揚げ
のようなシンプルな具材でも使いやすいでしょう。
また、こし味噌は溶かしやすいため、味噌汁以外の調味料としても扱いやすいタイプです。
酢、砂糖などと合わせて酢味噌にしたり、マヨネーズと合わせて野菜につけたりと、料理のソースにも展開できます。
4種類あるなら「同じ具材で食べ比べる」のも面白い
せっかく4種類届くなら、一番違いがわかりやすいのは同じ具材を使うことです。
たとえば豆腐とわかめ。
1日目は赤粒。
2日目は白粒。
それだけでも、濃厚さや後味の違いがわかります。
次に赤こしと白こし。
今度は粒感がなくなるので、味だけでなく口当たりまで比較できます。
4kgを「大量の味噌」と考えるより、
4種類の味噌を食べ比べるセット
と考えた方が、この返礼品を楽しみやすくなります。
豚汁なら赤、野菜中心なら白から始める
最初に何を使えばいいか迷ったら、ざっくりこの分け方で十分です。
豚肉・根菜・きのこ・貝
→ 赤みそ
大根・玉ねぎ・いも類・豆腐
→ 白みそ
さらに、
味噌の粒感を残したい
→ 粒
なめらかに溶かしたい
→ こし
と考えます。
もちろん絶対の組み合わせではありません。
味噌はだしや具材との組み合わせによって味が変わり、メーカー側も「具材や季節によって使い分けて楽しむ」ことを勧めています。
味噌汁以外なら、赤こしが使いやすい
4kgを味噌汁だけで使い切る必要もありません。
特に赤こしは、
- サバの味噌煮
- 豚肉の味噌炒め
- 味噌だれ
- 味噌漬け
- 味噌煮込み
などに回しやすいタイプです。
濃厚な赤みその味を生かしつつ、こしタイプなので調味料として混ぜやすい。
味噌汁をあまり作らない家庭でも、「料理に使う味噌」として考えると4kgを使う場面が増えます。
一方、白こしなら、
- 酢味噌
- 味噌マヨ
- 野菜ディップ
- 白身魚や鶏肉の味噌だれ
など、味を強くしすぎたくない料理へ回しやすくなります。
ヤマイチ味噌は牛久市で約15種類を造る味噌蔵
ヤマイチ味噌は1962年創業。
茨城県牛久市にある味噌蔵です。
もともとは製麺業をしながら糀を作り、地元農家から味噌仕込みを頼まれるようになったことから、本格的な味噌造りへ進みました。
現在、蔵元直売所では約15種類の酒精無添加味噌を扱っています。
つまり「一種類の看板味噌を売る蔵」というより、糀の割合や熟成、原料の違いを楽しむ味噌蔵です。
その入口として赤粒・白粒・赤こし・白こしの4種類を試せるのが、今回のふるさと納税セットです。
13,000円で4種類・合計4kg
返礼品は、
赤粒みそ 1kg
白粒みそ 1kg
赤こしみそ 1kg
白こしみそ 1kg
合計4kg。
寄付額は13,000円です。
賞味期限は製造日から6か月。
申込は通年で、寄付後3~4週間前後の発送が案内されています。
4kgなので、届いたときの保存場所は必要です。
ただ、4種類を料理ごとに使い分けるなら、「同じ味噌を4kg消費する」のとはかなり違います。
この返礼品を選ぶなら「4kg」より「4種類」に注目
この返礼品の面白さは、量だけではありません。
赤と白で味を変える。
粒とこしで食感を変える。
豚汁、野菜の味噌汁、魚の味噌煮、味噌炒めと、料理によって使い分ける。
いつもの味噌を1種類だけ買っていると、なかなかやらない楽しみ方です。
「ふるさと納税で日用品のように使えるものが欲しい。でも、普段のスーパーで買うものと同じではつまらない」
そんな人には、ヤマイチ味噌の4種類セットはかなり面白い返礼品です。