



「ママが楽しむ英語歌レッスン」チャリティーイベントが、いよいよ今週末に迫りました
イベントの詳細はこちら
消失したノートルダム大聖堂再建のお役に立ちたい、というのがもちろん第一の目的ですが、
このイベントにご参加くださる方々に、いろいろなことを感じてほしい、
それも最大の目的の1つです
その一つが、「宗教」について考え、お子様たちに伝えていってほしいということ
実は、今回のイベントのチラシを置かせていただきたく、県内各所を回っていた際、
「ノートルダム寺院は宗教の建物だから、チラシは置けない」
といって断られたことがありました。
それも1つの考えですし、否定するつもりは全くありません。
でも、私個人の考えとしては、それはあまりにも悲しいと思っています
クリスマスやイースターなど、他の宗教のはお祝いには参加するのに、
他の宗教が困っている時には見て見ぬふりをする。
あまりに都合がいいと思うのは、私だけでしょうか
多民族国家であるマレーシアでは、
同じ学校にイスラム教徒、ヒンディー教徒、仏教徒などが通っています。
1日5回のイスラム教徒の礼拝の時間には、
ヒンディー教徒や仏教徒など、他の宗教の人たちは
イスラム教徒のお祈りの邪魔をしないよう、
おしゃべりしていた口を止め、字を書いていた手を止め、
歩いていた足を止め、時間が一斉に止まったかのように静まり返ります。
そして、イスラム教徒の礼拝が終わると また動き始めます。
互いにまったく違うものを信仰していても、
お互いのことを尊重しながら共存しているのです。
アメリカには、キリスト教徒以外にもたくさんの宗教に属する人たちがいます。
「Merry Christmas」という言葉は、キリスト教徒同士でしか使いません。
人から聞いた話ですが、
バスの運転席に十字架を下げたバスの運転手でも、
日本人観光客には「Merry Christmas」とは言わず、「Happy Holidays」と声をかけるそうです。
世界中の人々が、自分が信じるものと違うものを信仰している人たちのことを
受け入れ、尊重しながら共存しているのです
なのに日本人は。
何が1番恥ずかしいかというと、
何かを信仰している人たちのことを知ろうとしないことです。目を背けることです
なぜ日本では「宗教」を腫れ物扱いして、触れないようにされてしまうのでしょう
それでは子供たちは、大人になって 世界に出た時
他宗教に対して恐れすら抱いてしまうことになると思います
無知は恐怖につながります。
逆に言うと、知ってしまえば怖くもなんともないのです。
世界中の人々が、様々に異なるものを信じています
自分と違う人たちを避けることに何のメリットがあるのでしょう。
子供たちには、他宗教のことをどんどん知ってほしいです
怖いことなんかひとつもありません。
知るだけで怖くなくなるのです
お母さん、お父さん、
まずは自分から知ってください、
ノートルダム寺院について、イベント当日 少しお話しさせていただきますね


本日もブログにお越し下さり、ありがとうございました
Enhance 高野淳子
*Enhanceのすべてのレッスンの代金の一部は、アフリカの子供たちに給食費として送られます。
*Enhanceで配布する歌詞カードは、JASRACの許可を得ています。
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