「街とその不確かな壁」を読んでみた。
村上春樹さんの本は、村上ワールドという世界観があるなぁといつも思っている。
気が確かな時に読まないと、ちょっと心が弱っている時に読むと自分を失ってしまいそうな風にずーっと思っている。それだけ、読んだ後に、心を揺さぶられることがあるんだろうなぁと。
「街とその不確かな壁」では、
高校生の頃の恋を、ひきずりながら、大人になった主人公。
現実の中で、生きていくが、人生も終盤にかかってきて、もう元には戻れないけど、その頃の思い出とどう向き合うか。を、時空を超えた物語として、描いていると感じた。
若い時には、無限の時間と思っていたものが、年齢と共に残り少ないと感じてくる。
そんなところに共感を持てる人は、面白いと思うんじゃないかと思う。