英語口語 to be like の意味:I was like, We were like... | OGのゆる〜い英会話BLOG

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クルーレス I was like 意味


Hello friends!

ネイティブ同士の会話でしょっちゅう使われる表現です。

"to be like ~" とは基本的に「~のようである。」という意味がありますね。
例えば、

He was like a father to me.
彼は私にとって父親のようだった。


しかし、インフォーマルな口語では(スラングでは)、もう一つの使い方があります。
"to be like" は「言う」もしくは「思う」という意味で使われることがよくあります。





I was like ~ =「私は~と言った」

I was like = I said = 私は言った
He/She was like = He/She said = 彼/彼女は言った
We were like = We said = 私たちは言った
They were like = They said = 彼らは言った

例えば、

We were like, "Johnny let's go to the party!"

We said "Johnny let's go to the party!"

俺たちは言った「ジョニー、パーティーに行こうぜ」。


And Johnny was like, "I can't. My girl won't let me."

And Johnny said, "I can't. My girl won't let me."

そしてジョニーは言った「行けない。彼女が行かせてくれない。」


And I was like, "How is that fair? She goes to parties all the time."

And I said, "How is that fair? She goes to parties all the time."

そして俺は言った「それってどう平等って言えるの?彼女はいつもパーティーに行ってるじゃないか。」

*細かいことを言えば、 was like ~ の表現を使うと、発言された言葉をパラフレーズしているニュアンスがあります。つまり、発言された言葉を一つ一つ正確に引用しているのではなく、「だいたいこのようなことを言ってた」のようなニュアンスがあります。





「~って感じだった」

また、実際発言しなくても「思う」もしくは「感じる」という意味で使われます。

日本語で言えば、「~って感じだった」のようなニュアンスで使われます。

例えば、


・レジで店員がおつりを投げた時の話を友人としていて、その時の自分の気持ちを伝える時、

I was like "Wow. That's rude."
「ワオ。失礼だね。」って感じだったんだよね。



・はじめて恋人に出会った時の話をしていて、

I was like "OMG. This girl is drop-dead gorgeous!"
「オーマイガー. この子は心臓がとまるほど美しい!」って感じだったんだよね。



・上司に怒られている時のことを同僚に話していて、

I was like "Come on. Get off my back."
「もう。ほっといてくれよ」って感じだったんだよね。





この表現はもともとカリフォルニアの Valley Girls の話し方というイメージがありますが、それがアメリカの若者の間で定着して、男でも使うようになっています。さらに、私のヨーロピアンの友人たちもつかっているので、けっこう普及していますね。しかし、この表現はインフォーマルな使い方なので、論文とかでは使わないようにしてください。ニコニコ

*Valley girl:1980年代~、ファッションや話し方が特徴的で、流行の先端をいくLos Angeles の郊外のSan Fernando Valley の若い女の子たちのこと。



ということで、今度、ネイティブ同士の会話で I was like ~, He was like ~, We were like~ と聞こえたら、「~と言った」もしくは「~と思った、感じた」という意味で聞いとけば大丈夫だと思います。ニコニコ

しかし、この like という言葉はめんどくさくて、無意味に使われることがあります。例えば、

I was, like, hungry everyday.
私は、まあ、毎日お腹すいていたんだよね。

この場合は同じ I was like ~になりますが、「~と言った」という意味になりません。
めんどくさいですよね。にひひ
このように、生の英語は必ずしも理にかなっていません。日本語も同じです。
なので、相手が言ってることを聞き取ろうとする時は単語を一つ一つ理解しようとするのではなく、文法的に解読しようとするのではなく、相手が伝えようとしている全体的なメッセージに注目してみてください。(詳しくは過去の記事、英会話上達法:リスニング:Focus on the idea! を参考に)

今回は to be like ~は「言うもしくは思う」という口語の英語表現の説明でした。

Thanks for reading!

And have a wonderful day!