でも
ブラボゥ!!と叫ばないようにと(笑)
予めアナウンスありました。
素晴らしすぎる演奏会でした。
何よりも《俺感》が無いのがいい。
音楽に真っ直ぐでいいなぁ…
あの素晴らしいppと
表現の幅の広さと深さ。
ショパンの葬送の冒頭は
筆舌に尽くしがたい。
幽玄さに痺れました。
その後の
pppで静の世界で紡ぎ出される音楽の
何と美しいことよ
二楽章スケルツォはアレアレって
なったりもしましたが、
それもカワイイ
プログラム
さすが25歳。
ヴァーチュオーゾに目も耳も大喜び。
聴衆も大喜びで、ブラボー!と
叫びたくなるのを我慢して(笑)
総立ちで万雷の拍手。
そしたら
本当に良い人(と言うとアレかな…)
なんですね、ブルースさん、
お客さんの気持ちに応えようと
アンコール、
アンコール、
アンコール、
アンコール、
に継ぐ
アンコール!!
4回目のアンコールにカンパネラ
が来ると
弾き始めから拍手と、どよめきが…
あれだけ弾いた後のカンパネラ!
さすが、25歳。
いや〜
凄かった。
ラモーの繊細さと華麗な装飾奏法が
美しく調和していて
ホール全体が一音も聴き逃すまい、と
シーンとなっていたのが
リウさんが一曲目を弾き出すと同時に
更にシーーーーーーーン…となりました。
自分の呼吸さえ潜めて、
聴き入っていた、という事でしょう。
いや〜
本当に素晴らしいリサイタルでした。
心置きなく
ブラボゥ!!
と、ここで言います。