前回に引き続き、今日もノートルダム寺院をご紹介します
さっそく寺院内に入ってみましょう♪



早朝ということもあり、観光客はほとんどいません。
その為か、寺院内がとても清々しい空気に満ち溢れているように感じられました。



中央にはクストゥとコアズヴォクス兄弟によって制作されたピエタ像が見られます。ここでナポレオンの戴冠式が行われたのかと思うと、思わずブルッと鳥肌が立ちました!!

寺院内部には、ノートルダム寺院がどのように作られたのかを再現しているミニチュア模型が置いてあり、一つ一つ見ているとかなり興味深く感じられましたので、ノートルダム寺院に行くことがありましたら、是非ミニチュア模型もご覧下さい♪
ガラス職人、レンガを作る人、石工や大工、また建築の合間に休憩している人々の様子も見ることが出来ます。

寺院内部の上を見上げると、ゴシック建築の特徴の一つでもある「リブ・ヴォールト」を見ることが出来ます。ノートルダム寺院の場合は、「交差リヴ・ヴォールト」と呼ばれることもあります。
33mもの高さがありますので、上を見上げると首が痛くなりそう!!

ステンドグラスの扉が一つあいていました

前回パリに来た時にも、朝一番でノートルダム寺院を訪れたのですが、夕刻の時間帯にステンドグラスを通して夕日が入ってくる姿もとても美しいのだそうです!次回は夕方に訪問してみたいな~と思っています♪

そして有名なバラ窓バラきらきら
ノートルダム寺院には、「北のバラ窓」「西のバラ窓」「南のバラ窓」の3種類があります。
「北のバラ窓」には、旧約聖書に登場する80名もの人物が描かれています。
「西のバラ窓」は、残念ながらパイプオルガンと一部重なっている為に、全体を見ることが出来ませんが、「12ヶ月の仕事(日常生活)」「12の美徳」「12の悪徳」などが表現されているようです。
「南のバラ窓」には、中心部分にキリストがいて、その周りを使徒、聖人、天使たちが取り囲んでいました。南のバラ窓は、19世紀に起きた火事の影響で一度は壊れてしまいましたが、13世紀時代のステンドグラスを使って作り直されたのだそうです!13世紀のステンドグラスがよく残っていたなと感激してしまいましたキラキラ



そして・・・
後ろ側から見たノートルダム寺院♪
ここにもゴシック建築の特徴が見られました。
それは「フライングバットレス」と呼ばれるものです。写真をみて頂くとわかるのですが、寺院から斜め下にむかって飛び出しているつっかえ棒。これがフライングバットレスです。

リブ・ヴォールド、そしてフライングバットレス・・・
こうした建築技術によって寺院に大きな窓を付けることが可能になり、バラ窓や沢山のステンドグラスをはめ込む事が出来るようになったのです。コンピューターなどがない時代に、緻密な計算をして設計をして寺院を建てるということは本当に大変なお仕事であったはず!でも大工、石工などのそれぞれの職人さんのロマンも感じることが出来ますよね。寺院を見学するだけでなく、ノートルダム寺院の建設に関わった一人一人のことを思うと、また違った気持ちで寺院を見渡すことが出来ました。建築、歴史って面白いhappy*
何度同じ場所を訪れても、新しい発見がまりますので飽きることがありません。またパリに行きたいな~とブログを書きながら思いましたエッフェル塔きらきら


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