ウィーンに行ったら必ず立ち寄りたいと思っていた場所が、ケルントナー通りにあるロブマイヤー本店です
もちろんロブマイヤーのガラス製品を購入することも出来るのですが、3階は博物館になっていて、アンティークのガラスの数々を無料で見ることが出来るのですよ
ケルントナー通りの中でも一際目立つ豪華な建物ですので、気付かず通り過ぎてしまう心配はなさそうです
1823年創業のロブマイヤーですが、初代はヨーゼフ・ロブマイヤーで、その後家族経営が続いています。
ヨーゼフ・ロブマイヤーは自分の子供たちの中でも長男と次男を後継者候補として育てていくのですが、長男のヨーゼフ・ジュニアと次男のルードヴィヒは共同経営者として頭角を現し、それぞれの名前の頭文字をとって、「J&L LOBMEYR」と社名を変更しました。
上にある写真の看板にもその社名が見られます
ロブマイヤーはハプスブルク家御用達として膨大な作品を残し、ホーフブルク(王宮)でその一部を見学することが出来ます。私も見学してまいりましたので、ブログで近いうちにご紹介しますね!!
ザッハートルテが有名なホテル・ザッハとデメルですが、ケーキだけではなくシャンデリアもロブマイヤー製と共通しているそうです!!
ロブマイヤーの作品はもちろん全て手作業で作られています。創業当初から現在まで同じ方法で作られているってすごいですね!!ガラスの輝きに目が眩みそうになります
二代目ルートヴィヒの時代は、万国博覧会が開催されるたびに作品を出展し、金メダルや銀メダルをたくさん受賞したそうです。兄であるヨーゼフ・ジュニアは早く亡くなってしまいましたが、弟のルートヴィヒは「ガラスと結婚した男」と呼ばれ、結婚することなく、生涯をガラス製品のために費やしたと言われています。
そんなロブマイヤーのガラス製品、何か記念に買って帰りたかったのですが、「割りそう~」って思って断念しました。もともと他のメーカーのティーカップを買う予定だったので、それ以上割れ物を購入したくなかったのもありますいつかロブマイヤーのグラスでシャンパンやアイスティーを飲みたいなって思いながら帰国しました
いつもご声援ありがとうございます♪ホーフブルクにあるロブマイヤーの作品も迫力がありました!!そちらの記事も楽しみになさっていて下さいね!!