香港にある“茶具文物館(チャーゴイマンマッグン)”へ行ってきました
ここでは中国の茶器や茶葉の展示、またお茶の歴史について学ぶことができます。
残念ながら、写真撮影が禁止されていたので、写真でご紹介することができないのですが、唐時代~清朝時代までの茶道具が、時代ごとに展示されていて、茶器のデザインの移り変わりなど、とても分かりやすく見学することができました
一番興味があった時代は、唐時代(618年~900年代半ばまで)
ヨーロッパでは、白磁の磁器の発明に成功するまで長い年月がかかり、18世紀になってやっと白磁磁器の作成に成功します。
ですが中国では、唐時代後半にはすでに白磁磁器が存在し、実際に使われていたのです
茶葉とともに茶器が中国からヨーロッパへと輸入された時代、白磁磁器を初めて見た各国の身分の高い方々はさぞその美しさに驚かれたことでしょう
そしてドイツではマイセン、英国では牛骨灰を使用したボーンチャイナが発明され、今日に至っています。
茶器の歴史は中国から始まり、その歴史を勉強することができて、とても実りある1日となりました!
ミュージアムは無料で、近くには茶芸館もあります。
茶器にご興味のある方、香港に行かれたらぜひお立ち寄り下さい