一丁(いっちょ)回り:京今時オーキドーキ | アキートのブログ

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京都市中京(なかぎょう)区生まれ、現在北区在住で元大学教授のアメリカ文化研究家です。
アメリカの風俗・音楽・映画・料理などや
”京のまち”の 日常、今昔 について思いつくままに書いています。
どうぞお楽しみください。

散歩がてら、またまた近所の『Pantry』へ。

 

京のまち中は”碁盤の目”のようになっているとよく言われますが、それは平安京の頃の話で、

 

ぼくの住んでいた中京の寺町~堀川間では、秀吉の都市改革で、その碁盤の目の正方形の真ん中に南北の道を1本通したため、実際には

”短冊形”(例外もありますが)になっています。

 

例えば、高倉通と東洞院通の間に通した道は、まさに”間之町通”(丸太町通から姉小路通まで)です。

 

そんな短冊形の一区画をぐるっと回るのが”いっちょまわり”です。

 

というわけで室町通から北山通りに出て、新町通から戻る、ちょっと長めの”いっちょまわり”に出かけました。

 

 

Pantry』もだいぶ知られてきたせいか、店の前の北山通には駐車待ちの車列ができ、店内の買い物客も増え始めました。

 

 

ちょこっと買い物をして、元町小学校のある北山通新町角から南へ下って、

 

この辺りでは有名な銭湯 「加茂湯♨」 の横を通りました。

 

車や自転車も止まり、人の出入りもけっこうありました。

高い煙突が印象的です。

 

「よお、はやってんな~! 一回入りに来な。」

 

 

そこからもう少し下ると右手に、わが家の御用達、こだわりの八百屋さん「ONE DROP」です。

 

ここまで来れば、今宮通はそのすぐ先、”いっちょまわり”はほぼ終わりでした。

 

 

                    *

 

 

学生の頃何度かスキーに行った懐かしい場所、マキノ町の琵琶湖産

”小鮎のあめ炊き”、

 

淡路島のしらす、

 

「魚伊」の ”うなぎ炭火焼き” など、買いました。

 

 

 

例によって、ボリュームを増やすため、 ”鰻の錦糸丼” にして、  

 

「七味(ひちみ)屋」の山椒(これ、なぜか今、品不足でなかなか手に入りません)をふって 

 

「いただきまーす」

 

「柔らこうて、香ばしいて、 美味い。」

 

 

♪ 寺・御幸・麸屋・富・柳・堺・高・間・東に車屋町...

 

   (丸竹夷二... の縦の道編です

    これ覚えたら、ダウンタウンを歩くとき便利ですよ)

    

 

Thank you folks.