「米作家 ピート・ハミルさん 5日ニューヨークで逝去。85歳だった。」
のニュースが飛び込んできました。
KYODO Web ニュースは、
「山田洋次監督の名作『幸せの黄色いハンカ』(1977年)の原作者としても知られ、日本でもファンが多かった...
87年には日本人ジャーナリストと結婚し、ニューヨークの地元紙などで記者やコラムニストとして活躍した。” と紹介しています。
ぼくもファンの1人でしたし、そのことは今後も変わらないでしょう。
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<Pete Hamill, "Going Home" in Reflextions (2nd ed.) Japan Edition by John Dennis and SuzanneGriffin (Tokyo: Shohakusha, 1998) p.110) >
『幸せの黄色いハンカ』の原作 Pete Hamill の作品 "Going Home" との出会いは、大学英語用の
Refrections という An Intermediate Reading Skills Text 中のストーリーのひとつでした。
作者紹介の部分で:
「このストーリーは
"Tie a Yellow Ribbon to (ママ) the Old Oak Tree" の中で使われ、1970年代中頃アメリカ中でとてもポピュラーになった。
その後、1979年11月から1981年1月までの間イランで人質となっていた52人の男女の解放を歓迎するアメリカ人のシンボル的な歌となった...」 (110) (アキート試訳)
と説明されています。
黄色いハンカチ? 黄色いリボン?
<CD Jacket (front, Back) of Tony Orlando & Dawn, THE DIFINITIVE COLLECTION, 1999)
この曲、白人男性と黒人女性2人のトリオ、トニー・オーランド&ドーンの「幸せの黄色いリボン」( "Tie a Yellow Ribbon Round the Old Oak Tree") なら、日本でもヒットしたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
(From YouTube)
さて、 Pete Hamill の原作のストーリーをを使った歌詞は、どのようになっているのでしょう?
その前に、原作のストーリーを思い返してみたいと思います。
How many ex-students of my English/American Popular Culture classes remember the story?
I don't care.
アメリカ北東部、ニューイングランドやニューヨークの春は遅いのに比べてフロリダはいつも暖かく太陽が輝いています。
アメリカの大学には "Spring Break" とか "Easter Holiday" と呼ばれる1週間ほどの春休みがありますが、
温暖な天候ややビーチを求めて、北東部から多くの学生たちがフロリダを目指します。
そこへ行きつく交通手段として一番安いのが長距離バスです。
その途中、食料や飲料補給、トイレ休憩として使われる場所は
"Convenience Stops" と呼ばれています。
Haward Johnson's は全米に展開する モーテル、ダイナーのチェーン店ですが、そこを発端に、ストーリーは展開します。
少し長くなりそうですので、興味をお持ちの方は次回の続編をお待ちください。
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大型チェーン店のファーマシー、駐車場から「五山の送り火」(16日)のひとつ、”妙法” の”妙”の字が真正面に見えます。
この辺りは高さ制限が厳しく、前は自動車教習所のコースになっています。
少し前のブログでも書きましたが、今年は1か所だけ点灯するということですが、どこに火が入るのでしょう?
下鴨の「FRIEND HOOD」で買い物、
いつものさかなやさんでは、グジと赤身を買いました。
To be continued.
Thank you folks.