下立売(しもだちゅうり)通を西へお散歩:京今時オーキ・ドーキ | アキートのブログ

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京都市中京(なかぎょう)区生まれ、現在北区在住で元大学教授のアメリカ文化研究家です。
アメリカの風俗・音楽・映画・料理などや
”京のまち”の 日常、今昔 について思いつくままに書いています。
どうぞお楽しみください。

今日はめずらしく目的があって、散歩に出かけました。


それは、京都アスニー(京都生涯学習センター)の「京都市平安京創生館」に平安京のでっかい模型などを見に行くことでした。








目的地を目指して下立売(しもだちゅうり)通をまっすぐ西に歩き始めました。



府庁の正面玄関前を通り、堀川通を越え、智恵光院通を越えると、平安京の内裏のあたりに達します。



(京都府庁正面玄関)




(堀川下立売交差点から南を望む。夏涼しい木陰を作ってくれる枝垂れ柳、だいぶ伸びてきました)




(平安京内裏跡近くの地元では有名な山中油店さん。このお店のお話をすると長くなりますので今回はハショリますが、以前、家庭薬を製造していたころ、原料のごま油と、タネ油を買いに、よく来たものでした。




しばらく進むと千本通りに出る少し手前の左手にちょっとした空間が現れ、「史跡平安宮跡 内裏跡」という説明板が立っています。






(平安京内裏跡の整地された空間と説明板)




千本通りを渡って、町家の間を歩きましたが、小規模なお寺がいくつかあって、なぜかみんな浄土宗のお寺でした。



そうこうしているうちに、次の広い道路が七本松通(ワープロでは“七”は“しち”と打ちこまなければ漢字変換してくれませんが京都では、“ひちほんまつ”と発音します)。


ぼくの記憶では七本松通を超えてしばらく行っって、どこかで左折して丸太町通りに出れば目的地にたどり着くと思っていたところ、渡ったところでおかき屋さんを発見、思わず中に入って、「のり巻き」と「しらやき」を買いました。


お店の人と話していて、アスニーはこのお店の裏手ということが判明。


ということは行きすぎ、ということに気がついて、すぐそばの道を左折、丸太町通りに出ました。


左手に、アスニーを見つけ無事到着、所要時間約30分のお散歩となりました。





(京都アスニー、「京都市平安京創生館」正面玄関)




(平安京の模型の一部、北から見たところ。あとで全体を撮ろうと思っていたのですが、係の方と話しこみ、つい忘れてしまいました。分かりにくくてすみません)



少し暑かったけど、ゆっくり歩いたこともあり汗だくにはなりませんでした。




「京都市平安京創生館」、ここはすごいです!



とても書ききれませんので、また、少しずつということにしたいと思います。




     *



途中立ち寄ったおかき屋さんで買った「のり巻き」と「しらやき」。


京都では写真のような米菓を「おかき」とか「あられ」と呼んでいます。


ぼく的には、小さめが「あられ」、大きめが「おかき」ですが、一概には言えません。


ただ「せんべい」と言うと小麦粉でできた甘いものを想いうかべてしまいます。


ふだん、甘いものなど間食はほとんどしませんが、美味しそうなおかきを見ると、つい手が出てしまい、パリパリ、ポリポリとやってしまいます。