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ビジネス英語習得の場として注目される「オンライン英会話」、その”活用のコツ”を聞く
アンフープが運営するオンライン英会話サービス「hanaso」
● ビジネスにおける英語の必要性は、より切実なものに

IT・テクノロジー領域のみならず、様々な業界でビジネスのグローバル化が進み、ビジネスパーソンに英語力が求められるシーンはますます増える一方だ。「ビジネスのグローバル化」と言う場合、企業が海外進出するケースだけでなく、社内の外国人従業員や海外の企業担当者とのコミュニケーションなどもこれに含まれ、国内で仕事に就くビジネスパーソンにも、必ずどこかで英語力が問われる場面がやってくることになる。

この実態について、オンライン英会話サービス「hanaso」を運営する株式会社アンフープ 代表取締役社長の重森 渉氏は、「契約している法人の声からも海外への意識の高さが伺える。また、従来は海外の支社や取引先とのコミュニケーションには”国際部”など専門スタッフを抱える部署が行なっていたが、最近では部署に関係なく海外とのやりとりが求められている」と語る。同社の法人会員の中には利用する社員が増加したり、長期契約に切り替えるなどの変化が見られるのだそうだ。

また、重森氏によると、実際にグローバル化に直面するビジネスパーソンは、ビジネス環境の変化や自身の英語力に対して相当な危機感を抱いているそうだ。「従来から将来的な海外での仕事を視野に入れた人は多かったが、最近では、『突然自分の上司が外国人になった』という話は少なくない。冗談のような話だが、このような”関心がある”というレベルを超えた切実なニーズを持っている人は多い。」と重森氏は最近のビジネスパーソンのニーズの高さに驚きを見せる。

● 英語を学ぶ目的はより明確化、新社会人は英語を始めるチャンス

また、同社のサービスをビジネス英語の目的に利用する人の約半数はいわゆる”初心者レベル”だという。今まではその受講動機について「なんとなく」という理由が多かったが、最近では「いつかは海外で仕事がしたい」「自分自身のキャリアの武器にしたい」など、より具体的な目的のためにビジネス英語を学ぼうという人が増えているそうだ。

一方、4月に新社会人になった学生にとって、この時期はビジネス英語を習得するのに適したシーズンだという。その理由について重森氏は、「新社会人になった直後は高いモチベーションで臨め、時間もたっぷりある。同世代の中でひとつ抜け出すための”自分の武器”を磨くためには良い時期だと言えよう」と語る。またその必要性についても「昨今の経済状況をみても、日本国内で仕事に就いていて”いつ、何が起きるか”はわからない。グローバルで仕事ができる国際人としての能力を身に付けておくことは、これからの必須要件だと言えよう」と強調した。

● オンライン英会話が選ばれる理由は「時間の効率的な活用」

このような実態を背景に、最近では英会話スクールや通信教育運営会社などがビジネスマンをターゲットにしたビジネス英語の講座を開講したり、スマートフォンなどで利用できる英語教育教材が発売されたりなど、英語教育市場は大きな盛り上がりを見せている。その中、「hanaso」のようなレッスンに「Skype」を利用するオンライン英会話サービスもビジネスパーソンから高い関心を集めているという。ちなみに、「hanaso」では昨年と一昨年を比較して受講者の数が数百パーセント増加したのだそうだ。

オンライン英会話が選ばれる事について重森氏は、「自由に時間が選択でき、自分の時間を効率よく活用できる点と、受講料金の安さが大きな理由だ」と語る。また、同社の「hanaso」に関しては、初心者でも自分のレベルに合ったレッスンが受けられるよう日本人スタッフによる事前のカウンセリングを行なっている点や、講師の管理体制などが評価されているそうだ。

● ビジネス英語は「業種・職種で言葉の使い方が全くことなる」

ちなみに、「オンライン英会話」というと日常会話レベルの英会話を学ぶ場というイメージが強いが、ビジネス英語の習得にも役立てることができるという。重森氏によると、日常英会話の学習とビジネス英語の学習の大きな違いは「業種・職種によって英語の使い方が全く異なる点」だという。例えば、単語の使い方や表現の仕方など商習慣に基づく独特な英語の使い方は、日常英会話では学べないものだという。重森氏によると、ビジネス英語を学びたい人に対しては、その人の業種・職種に応じて同じバックグラウンドをもつ人を講師に選定しているのだそうだ。「講師の選定をしっかりしないと、折角英語力を習得しても、ビジネスの現場では役に立たない」(重森氏)。

また重森氏に、オンライン英会話でビジネス英語を学ぶコツを聞いた。重森氏は、ひとつの事例として「自分のビジネスと関心のある海外のサイトやニュース記事を取り上げて、それを講師に説明してみることを勧めたい」とアドバイスを語った。つまり、素材を講師と受講者で共有した上で受講者がそれを説明しながら、正しい説明ができているかを講師にチェックしてもらう。そして、そこから会話が生まれることで、自分の仕事に身近な単語や表現の活用法を身につけることができるのだ。そして重森氏は、「レッスンで学んだことが仕事の現場で実践できる環境にない人は、レッスンの継続的な受講による反復練習を繰り返すことが重要だ」と付け加えた。

最後に重森氏は、「人によって英語学習に対する目的やニーズは様々だが、まずは『何がしたいのか』という希望を我々に伝えて欲しい。その幅広いニーズに可能な限り応えていきたい」と今後ますます高まり多様化するビジネス英語のニーズに応えるべく意欲を見せた。

仕事やプライベートなどで多忙なスケジュールを過ごしているビジネスパーソンにとって、限られた時間の中で英語力を習得するためには効率が求められる。また、中途半端な気持ちではなく、目標を定めた上で時間を掛けて継続的な学習をしていくことが英語力習得のためには重要な要素となる。「効率」と「継続」というこの2点を両立するソリューションとして、オンライン英会話は今後ますます注目されていくだろう。

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