ご無沙汰してます。
長らく旅行に出てました。
主にヨーロッパを。
この夏、イギリスでハリーポッター第7巻
を買いました。シリーズ最終巻ということで、
ネタバレになるから内容は書けませんが、
とても面白かったです。
ハリポタの英書は読みやすいと思います。
高校生の基本的な英語力で読めます。
魔法族の造語やラテン語系の呪文は和文対訳
が必要ですが、対訳がなくても前後の文章で
ある程度予測できますし、問題ない。
第7巻の和訳は来年に出版されるようなので、
対訳はありませんが、シリーズ第6巻までの
英書を1冊でも予め目を通しておけば、第7巻
を読む助けになると思います。




◆依頼・お願い(1)


そっけない表現、ときには失礼な表現、
ていねいな表現、状況によって、同じ言葉を
使用しても、受け取られ方が異なるのだけど、
ここでは、一般的な基本を。


Give me a pen.
「ペン、くれ」
*ストレートすぎてダメ。


Pen, please.

pleaseを付けてるから丁寧とは限らない。
pleaseには、相手にプレッシャーをかける、
強制的なニュアンスがある。


Will you give me a pen?
I want a pen.

これらは、口にしてしまいがちなのではないか
と思うが、基本的にはダメ。


Will you~はあなたのその意思・意志あるの?と
これまた強制的。

I want~は、欲しいという欲求がこれまた強制的。


じゃあ、どうするか。
良い表現としては、下記。


I'd like a pen.
Could you give me a pen?


I'd like~は、どんなときも便利で無難。

Could you~は、「そうしてくれると嬉しいのだけど」
というニュアンスが「could」にあるからとてもいい。


Can you~はどうかというと、「can」には「能力を問う、
あなたはできるのか、あなたはその能力があるのか」
という強い意味があるから、適切ではないときが多い。


たとえば、
Can you speak English?
と問うのは、たいてい失礼。
「あなたは英語を話す能力があるのか」という具合だから。

Do you speak English?
これは「あなたは英語を話しますか」と、
あっさりとしてて、的確。


Could you~はとてもいい表現だけど、
ここに、下記のようにpleaseをつけると、

Could you give me a pen,please?
Could you please give me a pen?

これは、pleaseの強制力が強くなってしまい、
強いお願いのニュアンスが相手を圧迫してしまうから、
よくない場合もある。


コーヒーを注文するとき、

Coffee.

これは最悪。


coffee, please.

これもよくないが、よく使われもするから、
一概には言えない。でも、基本的にはダメ。


的確な表現としては、下記。


I'll have coffee.
I'll take coffee.


要するに、単語だけ発声するのではなく、
短くていいからセンテンスを発声するほうが
ていねいな響きになる。




◆ 同じドラマ、映画を反復


英語のシリーズもののドラマ、とくにホームドラマ
を見ていると、キャストが日常的に話す英語は、
ものすごくカンタンな英語の反復だと気付きます。
日本の中学生英語のレヴェルでじゅうぶん理解
できます。


決まったフレーズが多いですから、
その決まったフレーズを、正確に声に出して、
何度も反復して、
徹底的にやさしい英語を暗記します。


同じドラマ、同じ映画を何度も反復して
観る、聴く、そしてかならず、声に出して
発音すること。


ひと通りの暗記というのは、
それなりに努力すれば、できるとして、
しかし問題は、実際に記憶した英語のフレーズを、
外人を前にして、とっさに使えるか、となると、
よほど、反復して覚えないと、実際には使えない
ことが多い。

後で考えてみると、どうして、あんなにカンタンな
英語を言えなかったのかとなる。

頭ではわかっている、英語の単語も文法もじゅうぶん
わかっている。なのに、実際は単語を幼稚に並べる
程度のカタコトでしか言えず、後悔だけが残る。
海外に出て、そういう経験をされた方、多いのでは
ないかと思います。


うまく行かない場所から抜け出す方法は、
基本フレーズの完全な暗記と、正確な発音です。
正確な発音ができないと、英語を聞き取ることも
できません。


自分の身についた発音だけが聞き取れると考えた
ほうがいいです。