【1ヶ月で英検1級対策】の記事では、私が英検1級受験を決めて1ヶ月で一次試験にギリギリ合格した学習法などをご紹介しています。

 

ただし、「英検出る順パス単 (4訂版/5訂版)」は2年ほど前から少しずつ行っていたので、単語以外の対策を行った期間が1ヶ月として学習の際の参考にしていただければと思います。

 

また二次試験は新型コロナウィルス陽性のため受験していません (2022.7)

 

 

英作文編 ②は試験当日の英作文についてです。

今回も長いですが、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

  本番で英作文を解くタイミングと時間配分

 

30年ぶりの英検受験に加えて

 

準備不足の初英検1級受験にあたり

 

対策はあれこれ考えていたのですが、

 

一つ決めたことは

 

 

英作は最後まで書き切ろう!

 

 

ということ。

 

 

それは

 

配点が大きいから

 

です。

 

 

▶ Readingは41問で850点

 

▶ Listeningは27問で850点

 

 

に対して、

 

英作は

 

1問で850点

 

もの配点があるのですあせる

 

 

 

参考書などには

 

英作の時間配分は25分 + 見直し5分

(筆記の試験時間は100分です)

 

と書いてあることが多かったのですが

 

 

私は結局1ヶ月間で

 

一度も25分で書けたことがないガーン

 

どころか

 

40分かかることもザラガーン

 

だったので

 

長文問題は少し捨てても

 

英作を優先すると決めていました。

 

 

何度か過去問を解いてみて、

 

 

大問1 (語彙問題)→大問2(長文)→ 英作 →大問3(長文)

 

 

の順番で解くと決めていたので、

 

 

問題用紙を開くと同時に

 

英作のトピックをチェック!

 

 

アイデアを頭の片隅で考えつつ

 

大問1~2を解いていました。

 

 

 

  理由が2つしか思い浮かばない!

 

 

大問1→2と進めつつも

 

実はその間にMain body(本文)の3つの理由のうち

 

2つしか思い浮かばずで

 

ちょっと焦っていましたあせる

 

 

 

今回のトピックは

 

Agree or disagree: Genetic engineering will have a positive influence on society in the future

 

遺伝子工学の社会への影響を問うものでしたが、

 

問題を読んだ瞬間に

 

遺伝子工学=クローンとデザイナーベビー

 

が思い浮かび、

 

この2つは

 

「完全制覇」にも「英作文別冊」にも「英語の議論を極める本」にも

 

あったのですが、

 

軽く目を通したのみで

 

英作では一度もきちんと書いていない!ガーン

 

と実はパニックになっていたのです。

 

 

 

が、よくよく考えると

 

遺伝子工学と書いてあるだけなので

 

他の分野でもいける!

 

と落ち着きを取り戻し

 

なんとか書き始めることができました。

 

 

 

焦っていたことがよく分かるのですが、

 

問題用紙に走り書きしてあるメモは

 

 

クローン

遺伝子操作

organ plants 

耐性強い、発展途上国に有益

 

でした。

 

 

実際のメモですあせる

 

 

 

主張は、Agree(同意)

Main bodyに書く理由は

遺伝子組み換え作物関連で2つ

遺伝子治療のことで1つ

 

で書いたはずです。

 

そしてメモに書いてある

 

臓器移植 (organ plant) 

 

は触れていないはずです。

 

遺伝子組み換え作物を表す英語と間違えていたのかもしれませんあせる

(後述参照)

 

 

 

とにかく手を止めずに一気に最後まで書きました。

 

見直しは

 

長文も終わった最後の最後にしよう、

 

とスペルなど気になるところもそのまま書き進めて

 

ちょうどぴったり30分で終了!

 

40分くらいまではOKとしていたので

 

想定していたより早かった拍手

 

と、ここまでは良かったのですが…

 

 

 

  見直しができず、ミスはそのまま提出

 

 

英作を終えて

 

計画通りそのまま大問4の長文に入ったのですが、

 

どういうわけか

 

大問2の時点で時間配分を

 

大きく(10分くらい)勘違いして

(随分余裕で大問2を読めたな〜口笛 と思っていたのは覚えているのですが、その時点では気付かず)

 

 

トリである大問4の長文3題を

 

超特急で読む羽目に!(25分程度)

 

結局最後まで読みきれず、

 

 

英作の見直しも一切できずでした えーん

 

 

長文を読むのは早い方ですし、

 

TOEICでも時間は余ることはあっても足りなくなったことは

 

記憶にないので、軽くショックでした。。。

 

 

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訂正しないままの

 

英作で気になっていた箇所、

 

1つ目は

 

遺伝子組み換え作物を表す

 

GMO

 

Genetically Modified までは書いたものの

 

Oってなんだっけ?!

 

と急に分からなくなってしまったのです。

 

 

作物ならcropだよね?

 

それならGMC?!

 

と思いつつも、

 

ちょうど直前に

 

上級の受講生さん向けに作って配信した

 

単語リストの中に

 

偶然にも

 

このGMOを入れていたので

 

絶対”O”であること

 

には自信があったので、

 

違うなと思いつつも

 

とりあえず

 

organs

 

と書いて、でそのまま出しました…

(※ 臓器ですね、これは笑い泣き

 

 

正解はorganism (有機体)でした。

 

GMOにこだわらず

 

GM cropsとでもすれば良かったのですが

 

そんな余裕もなくあせる

 

 

 

他に気になったのは

 

発展途上国と書く際に

 

developing countries

 

と書くはずが

 

developed countries

(先進国)

 

と書いた箇所あせる

 

真逆ですね。。。

 

後で見直そうと思っていたので

 

こちらもこのまま出す羽目になりました…

 

他もいくつかスペルなどが気になった箇所が

 

あったと思うのですが、

 

どうせ後で見直すと思っていたのでそのままです。

 

 

 

やはり見直し時間として、

 

3~5分は確保しておくべきだったな

 

と反省ですあせる

 

 

 

  1級レベルの単語を意識して入れる

 

余裕がなく焦っている割には、

 

意識して入れた

 

難易度高めの単語の

 

走り書きが残っていました。

 

 

tolerant (寛容な、耐性がある / 準1 & 1)

destitute (極貧の / 1)

 

 

この辺りは覚えていますが、

 

他に書いてある

 

inmate(収容者、入院患者 / 準1 & 1)

desimate(~を大量に減少させる / 1) 

 

に関しては全く記憶がありません 笑い泣き

 

 

メモしてあるので

 

恐らく使ったのだと思いますが、

 

あり得るとしたら、

 

遺伝子治療のところで

 

入院患者を減らす?

 

というような意味で書いたのかもしれませんが

 

定かではありませんあせる

 

 

英作文は、

 

内容・構成・語彙・文法 各8点の32点満点

 

で評価されます。

 

難解単語を使ったことが評価されたのかはわかりませんが、

 

英作文の素点 25/32点で

 

4項目中 3項目が6点のところ、

 

唯一7点だったのが語彙

 

でした。

 

こちらも練習の段階から

 

モデルエッセイなどを参考に使えそうな

 

言い換え単語はチェックしておきたいところです!


 

 

  文字数は200字程度が良い?

 

 

英検1級の英作文は

 

200-240wordsと指定されています。

 

英作文に取り組み始めた当初こそ

 

語数がショート気味でしたが、

 

慣れてくると今度は230-250wordsと語数オーバーに

 

なることが多くなっていましたあせる

 

 

 

当日の問題用紙のメモを見ると

 

こちらも走り書きで

 

24行

 

と書いてあります。

 

これまで手書きで何度か書いて

 

大体1行10語だったので、

 

240語程度だったと思いますが

 

オーバーしていた可能性もあります。

 

まあこれも練習通りで、想定内でした。

 

 

当日は語数のカウントをしなくても良いように

 

普段から自分の文字の大きさで1行何語程度かを

 

把握しておいた方がベターです。

 

 

 

英作文の解答用紙は

 

旺文社の「英作文問題」の特典ダウンロードの用紙を使いました。

 

本番と同じ形式です。

 

他にもダウンロードできるものが色々とアップされているようです。

 

 

 

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英作文を終わって思ったのは

 

200字程度にまとめられるよう意識すれば良かった

 

200字で書く練習をしておけば良かった

 

ということ。

 

 

理由は…

 

 

▶️文字数が多いと時間がかかる

例えば私が本番で書いた240文字は、200文字に対して20%増量で書いていることになりますねあせる

 

 

▶️文字数が多い分、ミスも増える、見直し時間もかかる

ミスも見直し時間もできる限り減らしたいところです。

 

 

▶️二次試験にも使える

一次合格してから二次試験の対策をスタートして気付いたのですが、一次試験の英作を二次試験のスピーチ (2分)に応用しようと思っても、240文字程度の内容ではオーバーしてしまいます。200文字程度くらいがちょうど良いかもしれません。

 

トピックはかぶるものも多いですし、二次対策も同時に行っている方はきっと多いのでしょうね!

 

 

 

色々と盛り込みたくなってしまう性分なので

 

もっと意識して練習していれば

 

もう少し点数も取れたかなと思います。

 

 

 

 

  今回のトピックは書きやすいトピックだった?!

 

 

書きやすいかどうかと言えば

 

書きやすい方だった

 

と思います。

 

 

 

 

遺伝子工学は

 

多くの方が使っている「英作文完全制覇」

 

にもモデルエッセイが掲載されていますし

 

その他の教材にも度々出てくるトピックなので

 

過去10年の過去問の流れを見ていても

 

「え、これ?!」

 

と驚くようなトピックではありませんでした。

 

 

 

自分の中で、遺伝子工学は

 

「定番トピック」の部類に入れていたこと、

 

また「定番は出ないだろう」と勝手に思っていて

(後述参照)

 

ざっとしか取り組んでいなかったのですが、

 

定番もきちんと抑えておいたほうが良さそうです。

 

 

 

私の場合は、

 

「完全制覇」の日英訳(前記事参照)を始めたばかりの頃に

 

一度「遺伝子組み換え作物」のモデルエッセイを英訳して

 

それ以来

 

自分で書いたことは一度もありませんでしたあせる

 

 

 

随分前にやったなあ…という印象でしたが

(と言っても1ヶ月以内ですね)

 

モデルエッセイ全文を丁寧に訳していた頃だったので

 

記憶に残っていた点もあったのかもしれません。

 

 

 

あとはその他の英作から使えそうな点を組み合わせて

 

繋げて書いたような感じです。

 

▶食糧不足の解消

 

▶遺伝子治療による早期発見と医療費の軽減

 

 

「完全制覇」にはクローンについても出ていましたし、

 

丁寧に行っていた方は

 

迷うことなくスムーズに書けていたのではないかと思います。

 

 

 

 

  英作文のトピックは「国交」だと予想していた!

 

 

過去問を見ていても

 

ここ最近は

 

時代に沿ったトピック

 

が出題されていたので、

 

今の情勢を鑑みると

 

国交関連

 

が出るだろうと、

 

英検1級受験初心者にも関わらず

 

勝手に分析して思っていて

 

直前も

 

国交や軍事関連のトピックの見直しばかりしていたので

 

「完全制覇」にも出ているような

 

遺伝子工学が出題されたのは

 

正直ちょっと気抜けした感じでしたあせる

 

 

定番のトピック、

 

時代を反映したトピック

 

何が出題されるか分かりませんので

 

日頃から様々な話題に

 

目を向けておくことが大切だなと感じました。

 

 

英作文のネタ収集については

 

次の記事でご紹介します!

 

 

 

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