お疲れ様です。

 

みなさん音読が効果があるというのは、ネットやYoutubeなどからお聞きになったことはあるかと思います。

音読をやることで、いろいろな効果が見られますし、その手順も最近では調べればいろいろな方法に出会えることでしょう。

 

どういう効果を得たいのかによって、音読方法が多少異なってきます。

そして、音読の取り組み方もクライアントさんによってさまざまです。

英語のレベルであったり、自分自身が納得していない取組みについては、効果が出にくいので要注意です。

自分にあった取り組み方で取り組むことが重要です。

ということで、今回の音読方法は、いろいろな方法の中の一つです。

 

ここでは、1か月で50点以上リスニング力を上げたあるクライアントさんが取り組んだ音読方法を紹介します。TOEICに関しては、点数を伸ばしやすいのはリスニングです。このクライアントさんは、TOEICのリスニングパートが400点。まだまだ伸ばせる余地がありました。

クライアントさんによっては、TOEICの問題集を使いたい方もいれば、別の音源を使いたい方もいらっしゃいます。

 

音源と英語のスクリプト、日本語訳があるものがおすすめです。

 

1.音源を一度聞いてみる。ここで感じる音源の英語の速さなどを覚えておく。

2..音読するスクリプトを精読。日本語訳も読んで意味を理解する。

3.音読しながら意味理解ができている状態にする。

4.音源と同じスピードで読める状態にする。できれば発音も同じレベル近くなったかなくらいまで。

その状態で最低10回は音読。

5..4ができた状態で改めて音源を聞いてみましょう。

 

どうですか?音源の英語のスピード感、感じ方変わっていますか?

工夫次第では、さらに音源がゆっくり聞こえるようになります。

 

ニュースも聞けるようになりたいという方や多読もしたいという方には、

CNN10というスクリプトがあるニュースを練習素材として使うのもいいです。

CNN10は、比較的スピードがゆっくり目で、発音も聞き取りやすい素材が多く、ニュースということで英文も良質。

そしてなんといっても無料だということがおススメなのですが、日本語訳がないのでTOEIC750点以上の方向けです。

TOEICの音源を徹底的に掘り下げて、CNN音源を使って多彩な英文に触れる多読を組み合わせることも効果的です。

本当はディクテーションをこの工程に取り入れて聞き取れない部分や、音声変化をチェックしたり、

仕上げの工程としてシャドーイング=アンカーがしゃべるスピードと同じスピード、抑揚、

できれば発音レベルもできるだけ真似して繰り返していると、リスニング力は確実に上がります。

リーディングのスピードも速くなりますが、レベルに応じて進めるようにしないと、挫折の原因になるのでお気を付けください~。