こんばんは。
ニールです。
今回は英会話にもっとも重要な
「準備」についていです。
この準備を怠ると、
英語でのコミュニケーションは難しくなります。
例えば、
あなたは、仕事で集客のための新しい企画を
発表しなくてはいけなくなったとします。
あなたは、まず何をしますか?
まずは新しい企画を考えるはずです。
どうやったらお店にお客様を呼ぶことができるか。
それを考えたら、
次にプレゼン用のパワポ資料や、配布資料を作ると思います。
そして、最後にプレゼンで伝えられないことへの
質問があった場合に対しての
答えを用意しておくことでしょう。
他にもやくことはあると思いますが、
だいたいこのくらいは準備しておくと思います。
英語もこれと同じなのです。
得意とは言えない英語でコミュニケーションを
取ろうと思っているのに、
何も準備しないのは、
プレゼンのときに
マイクくらいしかもっていかないようなものです。
相手に何を聞こうか、
そしたらどんな展開になり、
どんなことを聞かれるか?
聞かれたときにどう答えようか?
その選択肢を用意しておかなければならないのです。
今回は、会話の流れをコントロールする以前の
言いたいことを瞬時に言えるようにするための
方法をご紹介したいと思います。
今回の目標は、単純な「型」を条件反射で使えること。
単純な「型」=シンプルパターン
を使いこなすことこそが、
日本人のスピーキング力を飛躍的に伸ばす鍵になります。
シンプルパターンとは、
「高校1年生くらいまでに習った
英語の『型』をすばやく使いこなせるようになったもの」
と考えればいいでしょう。
単純な型を条件反射的に使えるようにし、
そこから多くの表現や単語を組み込んでいくことによって、
自分の意志を表現するわけです。
例えば
I’d like to+動詞の原型
を使うとして
「 make a call 」
「 have a drink 」
「 see a doctor 」
「study English 」
といったように、状況に応じて、
単語や熟語を入れ替えていくわけです。
例えば、「水が飲みたい」と伝えたい場合、
日本だったら「お水をもらえますか?」
「お水を飲みたいのですが」
「お冷をください」
「のどが渇いたのですが・・・」など、
いろいろや表現を思いつくことでしょう。
でも、英語でいろいろな表現を駆使することは
初級者には無理な話です。
「ください」だからgive meかな?
それともserveかな?
なんて考えるから話せなくなるのです。
要は「水が飲みたい」
という意図を伝えられればいいのです。
この場合、
「I’d like to +動詞の原型」
のシンプルパターンを使って
「I’d like to have a glass of water.」
と言えば伝わります。
初級者レベルのうちは
「a glass of」をつけないで
「I’d like to have water.」
でもかまわないでしょう。
スピーキングにおいて重要なのは、
日本語を単純化し、
英語のシンプルパターンに強引にでも当てはめてしまうことです。
たとえば、何かしたいときには
「I’d like to +動詞の原型」
しか使わない。
というくらいに割り切ってしまったほうがいいのです。
こうすることであなたのスピーキングは上達します。
ぜひ実践してみてください。