おはようございます。
ニールです。
今回は英語を話す上での心構えについてです。
たとえ知識があっても、
心構えができていなければ
あなたはどんなに勉強しても、
英語を話せるようにならいでしょう。
逆に、正しい心構えを持っていれば
知識はそんなになくても
英語で話すことができるようになります。
では、ここでテストをしてもらいます。
下の項目で当てはまるものにチェックをつけてください。
□学校での英語の成績は良いほうだったか
□今でも自分なりに英語の勉強をしているか
□英検やTOEICなどの英語検定を受けたことがあるが。
または今後受ける予定はあるか。
□英作文は得意
□簡単な英会話なら聞き取れるか
□英語でメールのやりとりができるか
□英語でホテルの予約ができるか
□単語力に自信はあるか
□英文法は得意か
□中学生レベルの英語ならだいたいわかるか
5個以上○がついた人は英語を話す上での
知識はほとんど問題ないレベルです。
一方で
□電車などで外国人の隣に座ると緊張する
□道に迷っている外国人をみると避けてします
□他人に話しかけるのが苦手
□英語を話すときには間違えたらいけないと思う
□外国人と話しているのをみるとうらやましく思う
□人の前で英語を話すのは緊張する
こちらのチェックはどうでしたか?
こちらの項目は知識とは関係ない内容です。
3つ以上ついた人は心構えを変える必要があります。
あなたはどうでしたか?
英会話力には英語の知識と
心構えの両方が必要なのです。
なぜなら、知識があっても
それが口から出る状態になっていないと
会話にはならないからです。
多くの方が知識はあるのに、
心構えが極端に低い傾向があります。
なぜ知識があるのに、
話すことができないかというと、
英会話のレッスンの多くが
英語の知識を高めるものになっているからです。
そのせいで知識がないから
「英語が話せない」と思い込んしまうのです。
自分自身で「英語が話せない」と思い込んでいる人を
話せるようにするのは大変なことです。
これはニンジンが嫌いな人に
生のニンジンを食べさせるようなものです。
かなり難しいと思いませんか?
あなたも嫌いな食べ物を
友達から「おいしいから食べてみて」
とすすめられて食べられますか?
難しいですよね・・・
知識だけ詰め込んでも心構えができていなければ
英語が話せるようにならず、
「もっと勉強しなくては」、
「まだ努力が足らない」
といってどんどんハマっていってしまうのです。
もちろん勉強して英語を話すための
知識を身につけるのは大切なことですが、
知識ばかりで実践が伴わないのでは、
何のために勉強しているのかわかりません。
そこで、
英語上達の第一歩は
「私は英語を話せる!」
と思い込むことです。
学ぶ前から「やれば私にもできる!」と思い込むことです。
例えば車の運転を考えてみてください。
あなたは車を運転できますか?
免許を取る前に
「私は免許が取れるだろうか」
と不安になったりしましたか?
そんなことはないと思います。
まわりのみんなが車に乗っているので、
「私も教習所に通えば取れる」というか
「教習所に通って免許を取ろう」と思ったはずです。
そもそも取れるか取れないかを
考えたりしなかったのではないでしょうか?
また、免許を取りたてで運転するときに、
まわりに自分より運転が上手な人が
いたからといって気にしたこともほとんどないと思います。
隣で運転している人を見て、
「車の運転上手だな~、こんな人の隣で運転するの恥ずかしいな~」
なんて思ったことはなかったと思います。
日頃から運転していれば、
知らず知らずにうまくなっていくものです。
はじめは駐車場にとめるのが難しかったり、
高速道路で合流するのが苦手だったりするかもしれませんが、
いつの間にか気にせずできるようになっているはずです。
では英語を話すときはどうでしょうか?
英会話の勉強を始めるときに
「私は本当に英語を話せるようになるんだろうか」
と考えたりしませんか?
なぜは英語を話すときには最初からネガティブなんです。
そして、自分の成長や進歩よりも、
できない点に目を向けてしまうのです。
「あれもできない、これもできない、
こんな単語も知らなかった、
こんな言い方があるなんて知らなかった」
と自分を責めてしまうのです。
そして、最後には自分より英語が上手な人の前では
恥ずかしくて離せなくなってしまうのです。
運転がはじめから上手な人がいないように、
英語をはじめから上手に話せる人もいません。
あなたより英語を話せる人も
必ず今のあなたと同じ状態のときがあったのです。
周りの目を気にせず、
もっと自分の成長に目を向けて見ましょう!