Hello!
英米で通算人生の半分以上
を生活している
英語コーチ RYOKOです
――――――――――――――――――――
体験セッションのお問い合わせ
ありがとうございます!
コーチングは現在満席です。
優先体験セッション受け付けは
➞ こちらから
――――――――――――――――――――
nineteen to the dozen
いきなりですが
このフレーズ、ご存知ですか?
私自身、今読んでいる本の中で
初めてお目にかかりました。
文中では
I turn back to Eloise, ... and immediately entering into a nineteen-to-the-dozen chat.
エロイーズの方に向きかえり、(途中省略) [nineteen-to-the-dozen] おしゃべりをはじめる」
さて
nineteen:「19」
dozen:「1ダース」、「12」、または、「たくさん」
ですが、
調べてみたら
英国特有のフレーズとのこと。
辞書には
talk nineteen to the dozen
という用法で
「早口で絶え間なく/のべつ幕無しにしゃべる」
とあるので
機関銃のように早口で喋り続けている状態
の事を表わすフレーズなんですね。
例:
He showed us around the house while talking nineteen to the dozen.
彼はのべつ幕なしにしゃべりながら、我々に家の中を案内してくれた。
この他
話している様子を表わすだけでなく
「思いっきり早く」 「急いで」 「エネルギッシュに」という
意味合いでも使えるようです。
例:
Jane was chopping up vegetables nineteen to the dozen.
ジェーンは野菜をものスゴイ勢いで切っていった。
それにしてどこから
nineteen と dozen という
数字がきたのでしょう?
ある所説によると、語源は
18世紀にさかのぼり
イギリス南西部コーンウォール地方の
鉱山でのこと。
その鉱山は度々浸水の被害があり
その対策として
石炭ガスエネルギーで
浸水した水を引き上げる
ポンプが設置されたそうです。
そのポンプの最大出力には
12ブッシェル (twelve bushel) の石炭を要し
それによって
19000ギャロン (nineteen thousand gallon)の
水を引き上げることができた
というところから
nineteen to the dozen
というフレーズが
「思いっきり早く」や「絶え間なく」という
意味で使われるようになった
という事ですね。
今日もまた一つ新しいことを
学びました~
因みに余談ですが、
このフレーズが載っていた本の
著者は実は
我が家の子供たちが小さかった時に
Babysitting してくれていた人で
私の友人のお嬢さんなんです
そんな彼女が本を出版すると聞いたときは
自分事のように嬉しくなりました!
書名:Fault Lines
著者:Emily Itami
ついこの5月にイギリスで出版され
アメリカ、チェコ、イタリアでも
出版されることになっているそう。
東京を舞台にした小説です。
日本語訳版がでるのかはわかりませんが
紀伊国屋書店で英語版が販売されるかも、
とも聞いているのでそのうち
日本でも手にすることが出来るかもしれません。
乞うご期待を!!
英語の本を読んでみたい、
とおもっているのでしたら
馴染みのある日本を舞台にした
この本にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
どんな内容かな、とご興味のある方は
上記書名と著者名でググってみてくださいませ。
全て英語ですが本の紹介が見つかります。
================
体験セッションのお問い合わせ
ありがとうございます!
コーチングは現在 満員御礼です。
優先予約は
下記入力フォームからお申し込みください。