英語の発音が良くなって、
リスニング力が上がり、
言いたいことが
サクッと口からでてくる
読むのも速くなり
書くのもOK!
これらを
まるっと同時に身につける「音読」
そのコツは３つ
1. 正しい発音・
リズム・イントネーション
2. 英語の語順で理解する
3. イメージ
今回は
● 3番目の「イメージ」についてです。
英文を音読する時に、
ただ文字を追って読むだけでなく、
その英文があらわしているものを
頭のなかにイメージする
そして、
その頭の中のイメージ＝映像を
しっかり見ながら音読するのです。
例えば、
その英文が
買い物客とお店の店員さんの会話なら
お店の中でのやりとりをイメージしながら・・・
何かの物語であれば、
その英文で表されている
主人公の行動を思い浮かべながら・・・
その状況を
まるで映画を見ているように
ありありと頭の中に描くのです。
●イメージしながら音読をするメリットとは？
ふたつにまとめると、
1. 日本語を介することなく
内容を理解することができる
2. 英文が表すことを疑似体験できるので、
記憶に定着しやすい。
ふたつのメリットを詳しく説明します。
1. 日本語を介することなく
内容を理解することができる
はじめのうちは、
全体を把握するのに
日本語は必要だと思います。
英語→日本語→イメージ（内容理解）
しかし、
イメージする練習を続けて
英語の表現が日々蓄積されていくと
それがイメージと紐付いているので
英語→イメージ（内容理解）
と、ダイレクトに
概念としてとらえることができるようになります。
すると、日本語を介さずに、
英語を英語のまま理解する
英語で考える
ということができるようになり、
読むのも、話すのも
スピードアップし、
聞いて理解するのもスムーズになります。
2. 英文が表すことを疑似体験できるので、
記憶に定着しやすい。
みなさんも経験ありませんか？
英単語や表現が覚えられない！
いくらやっても、すぐ忘れてしまう😭
文字だけからの情報って
なかなか記憶に留まってくれない💦
でも、旅行先で
英語でコミュニケーションがとれた！
反対に、
とっさに英語が出てこなくて
もどかしかった・・・
など、
実際に体験したことって
いつまでも記憶に残っていませんか？
実は、人間の脳っておもしろくて
頭の中で思い描いたことも
実際に体験したことだと
勘違いしてしまうことがあるのです。
だから、
ありありとその場面をイメージ
しながら音読すると、
それを疑似体験していることになるので、
記憶に定着しやすくなるんです。
● イメージ音読の威力
実際に、
の受講生には
イメージ音読していたのと
同じような場面に遭遇したときに
とっさに音読していた英文が
口をついて出てきて
お母様をびっくりさせた！
ということが起こっています。
どういうことかというと・・・
小学生の女のお子さんなのですが
プログラム開始から２ヶ月ぐらいたった頃、
課題の中に
「今日、友達が授業中に居眠りをして、
机に頭をぶつけてしまいはずかしそうだった。」
と、学校から帰ってお母さんに話している
という場面の英文があって、
それをイメージしながら
１５回ぐらい音読したそうです。
すると、そばらくたって
その女の子の実在するお友達が
居眠りして机に頭をぶつける
ということがあったそうなんです。
迎えにきたお母さんの車の中で、
そのことを話そうとすると・・・
とっさに英文が出てきた！
課題でイメージ音読していた
「今日、友達が、授業中に居眠りをして、
机に頭をぶつけてしまいはずかしそうだった。」
という
英文が口をついて自動的に出てきたと。
お母様が、
「いきなりに英語で
スラスラ〜と話し出してびっくりしました！
それを目の当たりにして、とても嬉しかったです！」
と教えてくださいました。
こんなふうに、
英語表現とイメージを
結びつけておくと、
This is a pen.
I love you!
Thank you.
と同じぐらいスムーズに
パッと口から英語がでてくるようになります。
上記の３つの英文って、
聞いていちいち日本語に訳さなくても
意味わかりますよね？
そして、
「これはペンです。」
「愛してます！」
「ありがとう」
これを英語で言って！
といわれたら、
考えなくても即座に言えるのではないでしょうか？
このくらいの軽やかさで、
言いたいことが英語でサクッと
口からでてきたらいいですよね。
それが
イメージ音読でできるようになる
ということです。
● イメージ音読の注意点 ３つ
1. イメージ音読をするときの教材は、
まずさらっと読んでみて、９０％はわかるもの
にしましょう。
わからない単語や表現が多すぎると、
そこに注意がとられるし、
なにより面白くなくなってしまい
続きません。
わからないところ10% も、
前後の文脈から推測できるくらいがいいです。
2. 教材選びのポイントをもうひとつ
身近なトピックや、
自分の興味があるものを選びましょう。
TOEICや英検など、
資格試験を目指している方は、
その過去問や問題集にあるものを
利用するのもいいです。
これも実話ですが、
幼稚園児や小学校１、２年生に
英検３級を指導している時、
日本語の訳でさえ、
年齢的に理解できないところがあるので、
イメージ音読を取り入れたところ、
子どもたちも、
「お勉強」という感じがなく、
声を出すのが楽しかったようで
無事に、全員を合格に導くことができました。
3. 読みだけスラスラ注意！
必ず、イメージで内容を理解しながら
音読しましょう！
特にお子さんの場合、
スラスラ読んでいるのを聞いていると
つい、見逃しがちですが、
意味を全く理解しないで
音読している場合があります。
イメージできているか？
英文和訳させるのではなく、
その子が
頭の中にどんな映像を見ているのか？
それを尋ねてみると
理解度を見ることができます。
● まとめ
英語習得の軸となる
読む・聞く・話す・書く
これらの4つの力を
同時にまるっと向上させる「音読」
について、
シリーズでお伝えしてきました。
最後にまとめると、
1. 正しい発音・
リズム・イントネーション
2. 英語の語順で理解する
3. イメージ
この3つを実践しながら
英文を「音読」すると、
英文を読むのに時間がかかっていたのが、スラスラ読めるようになり、
ネイティブの英語は聞き取れない！が、クリアに聞こえる！になり、
とっさに英語がでてこない！が無意識に自動的に口から出てくるようになり、
だから、書くのにも抵抗がなくなった！
そんなことが起こります。
最後に・・・
この強力な音読、
続けてこそ威力を発揮します。
是非、やってみてくださいね！
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
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やり方がいまいちわからない・・・
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