今、中学1年生に前置詞を教えています。
inとか onとか atとか ofとか
小さい単語ばかりで、
しかも大量にあるから、みんな苦手です。
前置詞は細かいニュアンスを表現するし、
熟語は動詞+前置詞だし、
面倒くさいけれど避けて通れないのです。
でも表を作って覚えるには数が多すぎるし、
ひとつの前置詞にたくさんの意味があるので、
全部覚えられるわけがない!
そこで、攻略法としておすすめなのは、
辞書でその前置詞の説明を読んでみることです。
ひとつの前置詞がどれだけたくさんの意味を持つのかを見ること。そうすると、自分の知っている意味を当てはめても文章の訳がうまくいかない時、「きっと他の意味で使われているんだろうな」と、自分の知っている意味に固執せず、
あきらめることが納得ができます。
そして辞書に書かれている①、②というそれぞれの日本語訳よりも、それら全体としてどんな意味を持つ単語なのかというイメージを掴むことが大切です。
細かい日本語訳にとらわれず、雰囲気で「こんな感じ?」と理解できればOKです。
そして、前置詞の意味(雰囲気)がわかれば、
熟語の意味もなんとなく想像がつくと思います。
小さいけれど存在感のある重要な前置詞。
避けて通れないので、
辞書に目を通すところから試してみてくださいね。