中3になってから、パラグラフライティングや、絵本の要約、作文ノック、時事英語と様々なことを取り入れてきました。国語の授業みたいだね、というくらい論旨の組み立て方、長い英語の文から情報を素早く拾い出すテクニックなど、学校では扱えない少人数クラスならではのレッスンをしてきました。

AIが簡単に翻訳をしてくれる時代、これからは文法的に正しい英語を扱う力よりも相手にどう伝えるか、情報を正しく理解する力が求められるようになってくると思います。未来を担う子どもたちに有用なスキルを伝授できたらな、と思っています。

 

小さいころから通ってくれて、長く当教室のスターパフォーマーとして他教室の先生方の記憶にも残っている個性的なクラスでした。毎週レッスンの初めのスモールトークは今の小学生と同じ I ate xxxxxx. から始まって数年かけて自分が話したいことを英語で相手に伝えて、相手の話に質問したり、つっこみを入れたりもできるようになりました。お互いに尊重し合って、助け合って、間違えても大丈夫、わからないことがあっても大丈夫なクラスの雰囲気が良かったのだと思います。

 

今回は最後の仕上げのスピーチということで、テーマ選びから始まり、かなりの時間をかけてそれぞれの原稿を完成させました。

語りたいことは3人それぞれ。ネットの使い方もお手もの。大きい舞台での発表も経験している彼らは見せるスライドまで考えて、書き進めました。私は時々アドバイスをするだけです。三者三様のスピーチになりました。

 

長文読解の練習をしたいという本人たちの希望で、もうしばらく一緒の時間を過ごせるのが嬉しいです。