この記事は主にスクールの生徒さん向けに書いています。
 
12月12日が英検の申し込み締め切りです。
この前10月の筆記と11月の面接が終わったばかりで、本当に早すぎですが、
1月の受験をどうするかそろそろ決めなくてはなりません。
 
スクールでは先週今週くらいから、受験希望の生徒に過去問をヒントなしでやらせており(単語帳で調べたり一切せず、できれば時間も筆記の回答時間に合わせる)、採点した大体の点数で今回の合格の可能性が見えてきています。
 
一応目安として書きますと、(目安、目安ですよ上差し上差し上差し
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英検5級でいうと、筆記試験は25問です。
今回の採点で、10点位合っていれば合格の可能性があります。
あとはリスニング次第で、10点取れていなくても合格の可能性があります。
 
英検4級でいうと、筆記試験は35問です。
今回の採点で、20点位合っていれば合格の可能性があります。
あとはリスニング次第で、20点取れていなくても合格の可能性があります。
 
※英検3級以上はライティングが入ってくるので、ライティングを書く気があるかどうかなどのやる気も重要なファクターであり、数字で表すのはちょっと難しいです。
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スクールの方から受験してみたら?と声を掛ける条件は、
 
上差し中1テキストが後半の方まできていて、文法の知識を身につけてきていると感じたら
→5級受験の声がけをします
 
上差し中2テキストが後半の方まできていて、文法の知識を身につけてきていると感じたら
→4級受験の声がけをします
 
上差し中3テキストが後半の方まできていて、文法の知識を身につけてきていると感じたら
→3級受験の声がけをします
 
あとは、試験がしばらくなくて中だるみキョロキョロをしていたり、目標が定まらずぼんやりしている子キョロキョロ、それから根っからの負けず嫌い笑ニヒヒ、あたりも声がけをしています。
 
要は、そこまでテキストが進んでいなくても、モチベーションやメリハリのため、「受けたら?」ということがあります。私は、「必ず合格するだろう」と思っているから声がけをしているのではありませんので、そこだけ全員ご理解くださいグッ
また、当然ですが、誰かだけをひいきしている訳でもありませんチョキ
ただし、文法クラスの方がキッズの実力がいやでも見えますので、英会話クラスだけに来ている子よりはこちらからの声がけが多くなっているのは事実です。(でもそれって考えたら当たり前のことですよね。英会話と英検の勉強は全く別物ですので・・・)
 
あと、がむしゃらにテキストをどんどん進めていき、理解が追いついていない子もいます。そういう子には、戻って理解させたり、音読して耳から入れていくことも大事にしています。内容は中学生向け。難しくて当たり前です。それをスラスラ進めていく小学生などほとんどいませんし、そこまで期待しなくて良いのです。1冊終わった時に、30%でも残っていれば、それは英検の試験で確実に点数を伸ばします。
 
中には、テキストの丸付けで間違いが多いと泣いてしまう子もいますが、「こんなに難しいものをやらせているのになガーン。先へ進めているだけ非常に優秀なのになおねがい。」と温かい気持ちで見守り、また言葉がけしています。
 
 
ただし、一番はキッズの気持ちを大事にしてください。
 
「落ちてもいいから受けたい」なのか、
 
「落ちるなら受けたくない」なのか、
 
「今回は準備ができていない」なのか、
 
「自信がないから受けたくない」なのか、
 
「点数が低くてもこれから頑張って勉強して受かりたい」なのか・・・。
 
キッズを見ていると、これらの気持ちが渦巻いているのが分かります。
 
 
また、子供が頑張ってトライした結果ダメだった場合も、決して怒らないでください。
小さい頃にむしろ挫折をたくさんさせてください。高校受験大学受験に比べたら鼻くそみたいなものです。成功体験、失敗体験、必ず生きていく糧になります。
 
上記の私の考えをよくお読みいただいた結果、それでも今回どうしていいかわからないお母様は私までご相談くださいね。