先日、久しぶりに、前勤めていた会社の方の退職祝いパーティーがありまして、行って参りました。
一緒に働いていた皆さんに会うのは、8年?いや10年ぶり?の方もいて
そのお方は、私が退職を決めた当時、アメリカにいらっしゃいまして。
実は仕事では絡んだことはなかったのですが、学生時代バンドサークルでボーカルをやっていた私は、新人で配属された課の飲み会でよくカラオケで歌わされ、私が歌える(←自分で言うな)ことが社内に広まり。その方とは一緒にバンドをやらせていただいた仲でした。
今回、その方が退職と聞き、また遥か昔に退社した私のことを覚えていてくださり、またご指名いただいたことを大変ありがたく感じ、ノコノコ都内まで出かけて参りました。
昔の仲間に会うって、本当不思議な感覚で。
何年も会っていなくて、お互い年を重ね色んなことを経験しているはずなのに、会った瞬間から、何年も前のことにタイムスリップしてしまう。23で就職したてにお世話になった先輩が何人もいらっしゃったので、23歳のごとくはしゃいでしまいました。(あ、いつもか??・・・)
そして、あんな風に仕事をしたい、かっこいいなと憧れていた先輩や、めっちゃ美人で見ているだけで飽きない先輩、大好きだった上司などを一気に目の当たりにし、私のテンションはマックス!!!目の前のお料理もほとんど手を付けず、あっちゃこっちゃおしゃべりして回りました。※家についたらめちゃめちゃお腹が空いていてビックリしましたw
本当に楽しかったーーー
そして変わらずかっこよすぎる先輩方、さすがです
たくさんエネルギーを頂きました。
退社した時、今後のキャリアで退社したことを後悔しないよう、前を向いてそれ以上を求めるべく、突っ走ってきました。
私がいた会社は、就職氷河期の当時、よく採用していただけたなと思うほど素晴らしい、居心地の良い会社でした。
そこで、こんな私を可愛がってくれたり、私の仕事を認めていただいた経験があり、今の私の自信があるのだなと思います。
海外赴任がよくある環境だったので、話の中では、何度も色んな国に赴任していらっしゃる先輩方の話を聞き、懐かしく思うと共に、私がもし続けていたら、アメリカに行けていたかなとか、行きたかったフランスに行けていたかなと、一瞬頭によぎる瞬間もありました結婚し、子を産む決意をし、先輩方のようにその機会が与えられる前に自営の道を選んだ私でしたが、あの赤ちゃんのいる大変な時期を乗り越え、もし機会を信じてふんばっていたら、私は今世界のどこにいたのだろう?と感慨深い思いになりました。
しかしそれと引き換えに、英会話学校を大きくすること、2校にすること、法人にすること、子どもを2人産んで育てること・・・そのどれも現実には起こらなかったでしょう。今可愛がっている生徒さんとの出会いもなかったことでしょう。
ひとつひとつ、選択した分、選択しなかった人生を諦め、選択した人生を進む。
また岐路に立たされた時、その与えられた状況の中で自分なりに考え、また一つ選択し、選ばなかった道は諦める。
その繰り返しで、人は諦めながらも進んでいくと思うのですが、
あの時あの道を行っていたら・・・
あの時あの人にこう言っていたら・・・
等、振り返って考えることはたまにあるもので笑、
素敵な諸先輩に会い、改めて今時分が選んだ道を頑張らないといけないなぁと思いました。
私は、どうしても海外と絡んだ仕事がしたくて、ご縁のあった大企業で働いていろんな経験をさせて頂いた。
先輩方は、若い頃から海外に飛び出し、また海外で暮らしたり、海外で働く機会を与えられ、今日本に戻って来ている。
私は、将来海外に飛び出して、活躍していくだろう子ども達を育てている。
自分の子どもも、他の方の子どもも、分け隔てなく育てている。見守っている。
何かあれば心の支えになり、助けてあげたいと思う。子ども達の未来を信じている。
将来、その生徒達がもし本当に世界に飛び出した時、私は若い頃の自分や、先輩方をきっと思い出して、また感慨に浸るのでしょう。夢見ていたときがやっと来たと。
間接的にではありますが、世界の空気のどこかで、私たちは交わってる。
世界に飛び出して働きたかった私だけど、今は将来世界に飛び出す子ども達のために働いている。
そう思ったら、なんか胸がジーンとしてしまいました笑
今日もがんばるぞ!