【英語力+α】もっと伝わるコミュニケーション能力 BEST14 | 心身を磨くオンライン英語コーチング

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時間がなくても効率最重視で効果の出る英語学習法を、英語通訳・翻訳者 本田紀子がプライベート形式でマンツーマン指導します。自分を見つめて生き方ごと変えていくサポートが得意です。

このところ、すでに何らかのエキスパート(つまり「先生」である方々)から英語コーチングのご依頼をいただくことが多く、

「専門性の高い英語力」を磨く需要が高まっているのを感じます。

 

それぞれの専門分野で世界に羽ばたく先生方が増えることを願って、

「コミュニケーション能力 BEST14」をお届けします。

 

個人的に、英語通訳者としてさまざまなシチュエーションを彷彿とさせる項目がズラリ!

コメントしながらご紹介していきます。

 

まずは、「コミュニケーション能力 BEST14」を、さらに3つのセクションに分けていきます。

 

▶︎どんな人が外国語のコミュニケーションに長けているのか。

「異文化間コミュニケーション能力 TOP4」

 

▶︎仕事で英語を使う人は必見。

「海外ビジネスに必要な対人能力 TOP3」

 

▶︎外国語で難局を乗り越えられる人の特徴はこちら。

「アメリカ海軍も採用する”トラブルに強い人の特徴” TOP7」

 

本日のソースはこちらの英語論文です。

私は大学の卒論を「異文化間コミュニケーション」で書きましたが、もちろんこの論文は私のものではございません(汗)。

 

 

 

 

外国語のコミュニケーションに長けていくために、

まずは「異文化間コミュニケーション能力 TOP4」をどうぞ。

  1. 自我の強さー個人的な自己感覚を強く持っている。自分をよく知り、自意識を確立し、ポジティブなコミュニケーションを始動することができる。
  2. コミュニケーションスキルーメッセージを伝える力がある。言語能力と非言語能力の双方を持ち、相手の言葉を理解して適切なフィードバックを返すことができる。
  3. 心理的適応力ー異文化に適応し、カルチャーショックを乗り越え、なじみのない新しい環境下での孤独とストレスに耐えることができる。
  4. 異文化理解の意識ー文化ごとの価値観や振る舞い、人々の当たり前や常識が違うということが理解できる。
 
日本だと「出る杭は打たれる」とか「我が強いと敬遠される」という思い込みから、
ついつい自分を引っ込めて、せっかく使える英語力も引っ込めて、
"Uh-huh." と相槌を打って空気を読んでしまいがちな「本当は強い」あなた。
 
私はあなたが大好きです。
強いあなたをどんどん英語で表現してほしい!
この論文によれば、英語のコミュニケーションにおいては「グイグイ行くくらいでちょうどよい」のかもしれません。
 
上記の項目を私の個人的な視点で言い換えるならば、
  1. 自分のあり方を打ち出すことができる気持ちの強さがある。
  2. 「私には言いたいことがある」のだ。
  3. 人と群れることなく、孤独とストレスに対応できるタイプである。
  4. 人と自分は違うということを面白がることができる知性がある。
こんなところでしょうか。
こういう雰囲気の人は、英語ができることが多い、というふうにも思います。
 
それでは次です。

 

「海外ビジネスに必要な対人能力 TOP3」

  1. セルフメンテナンススキルー自分が自分であるという自己意識を維持し続けるための自己管理能力が高い。
  2. 人間関係の構築力ー相手側の文化とコミュニケーションを成立させ続ける力がある。
  3. 認知スキルー相手側の文化的環境を正確に認識する力がある。

これは異文化コミュニケーションだけでなく、世界の最小単位とも言える「家族間コミュニケーション」にも当てはまりそうです。

個人的にも、母として、妻として、娘として、「自分以外は異文化」くらいの初期設定として、

家族円満を続けていくために今後も心に刻みたいところです。

 

私の解釈による上記3項目の言い換え例

  1. 何があっても私は私(母からも妻からも娘からも本田紀子なるペルソナからも解放される時間を持つことが大切)
  2. どんな人とも賢く立ち回れる営業力を家族・親族にも発揮する
  3. 心の声「(この人は何を言っているのだ・・・?)」からの知的洞察力

沁みますね・・・普段のコミュニケーションから忘れずにいたいものです。

 

さて最後に。

 

「アメリカ海軍も採用する”トラブルに強い人の特徴” TOP7」

  1. 自己意識が高いー多文化が交錯する環境下において、自分の持つ情報を駆使して困難な局面に対抗することができる。
  2. 自尊心が高いー自分に自信があり、自己を尊重した振る舞いができる。
  3. 人づきあいができるー異文化を背景とする相手と効果的なやりとりができる。
  4. 共感力があるー他人の感情や世界観を理解することができる。
  5. 適応力があるーなじみのない環境や自分の知らない”当たり前”に適応することができる。
  6. 揺るぎない態度ー対立関係に直面する際にも自信のある振る舞いができる。
  7. 自発的で受容力があるー自分になじみのない物事を寛容に許容することができる。
これらの項目を見ていると、どれも自主独立の精神に溢れていて、
「愛され〇〇」みたいなエレメンツがどこにもない(U.S. Navyが採用しているんだから当たり前ですが)。
 
この論文によれば、
トラブルに強い人の特徴は、
毅然として、颯爽として、臆さずに自分を表現する勇気を持っていることだとわかります。
 
異文化コミュニケーションというのは、
慣れ親しんだ自分の文化から離脱することでもあり、
自我の一部を捨てて新しい自分を作る行為でもあります。
「新しい自分」や「別の人生」の構築作業を含むのが「外国語の習得」であり「異文化コミュニケーション」なのですね。
 
冒頭では「英語通訳者としてコメントしながら紹介します」と書きましたが、
もはや人間として、そして家庭人としての心得にも通じるものがありました。
 
余談ですが、ちょうど8年前の今頃は、リオ五輪での通訳業務という降って湧いた夢の大役を終えて帰国したばかりでした。
そこから新たにたくさんの方々と出会い、学びの機会をいただいて、
「実務翻訳者・技術英語の指導者」という新たな役割にも恵まれ、本当にありがたいことです。
これからも、率先して学び続ける学習者、そして知の探求者でありたいと願いつつ。
 
お読みいただきまして、ありがとうございました。
 
 
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