図書館でリクエストしてた久保田競、かよ子夫妻の本がやっと借りられた~
今年の6月に出たばかりで、ずっと読みたかったんです
まず、サブタイトルが
「頭のいい子は歩くまでに決まる!」
マジか…
「歩き回れるようになる生まれてから一年前後の期間を五期に分けて、それぞれの時期に最適な働きかけをしてあげると、脳をフル活用させてあげることが出来る」
という内容
まず、今日は第一期の「反射期」
(誕生から一ヶ月半まで)
目標 一日も早く首が座るように!
この頃の赤ちゃんは一日のうち3/4は寝ている。授乳中以外に起きている時間はたったの5分程度。出来ることは、
吸てつ反射
把握反射
瞬目反射(目に息を吹き掛けると目を閉じる)
泣くこと
くらい。
大切なことは、一日も早く反射を反応に格上げしてあげること。
この頃の学習は反射に基づくものだけなので、それ以外の学習は出来ない。
赤ちゃんに働きかけをするときは、とにかくゆっくりと優しい動作で、いきなり動き出すのではなく、今からやることを優しい声で語りかけながら、条件付けしてあげること。
生まれたばかりの子は3週間くらいは赤いはっきりした色くらいしか見えてない。
目を開けているときに、赤い服やものを近づけたり遠くしたりして、注視の訓練をすると、見えるようになるのが早まる。
長く注視が出来るようになったら、今度は休息させるために、言葉がけをしながら、気持ち良い強さでまぶたをさすってあげると、疲れたときの入眠の条件付けの訓練になる。
首が座るまでは、ゆすったりしては駄目!
おむつがえは赤ちゃんにとって格好の勉強の場。
お母さんは赤ちゃんの正面に顔を近づけて、優しいトーンで語りかけながら優しくオムツ体操までしてあげること。
赤ちゃんが突然苦しそうにイキむのは成長の証。息むのが終わったら、肩から手先まで「気持ちいいね~」と言いながら丁寧にゆっくりとさすってあげる。
赤ちゃんが虚脱感に襲われたように大声でなきだしたら、手や足をにぎり、全身を優しく抱いて押さえつける。そうすることで、圧反射がおこり、つっぱりがとれる。
指しゃぶりについては、この時期は積極的にさせること。
この頃はまだ自分の意思でおもちゃをもったり、手放したりできない。
発達段階に合わない重いおもちゃを与えない!
手の発達は、
握る→放す→つまむ→放す
の順番。
うつ伏せは生まれてすぐから!
ただし、
ベッドの床は固めに!
顔は少し横向きに!きちんと呼吸を確かめながら!
初のうつ伏せは、赤ちゃんの機嫌が良いとき、1分位で良い。
この頃は赤ちゃんは常に丸まった形なので、そのまま拳が肩にくるように、左右対称になるようごろんとうつ伏せにする。
丸まった背中をさすってやることで、背中や手足が伸びるようにしてあげる。
徐々に太ももを床に付けて、うつ伏せに寝られるようにする。
頭をあげられるようになったら、顔の下にタオルをひき、ガクンとなったときの衝撃を和らげてあげる。
うつ伏せにすることで、首の座りを早く出来る!
赤ちゃんが声を出し始めたら、それが自分の声だと気づくまで放っておいてあげる。
静かになったら、耳元で真似をして語りかけてあげる。
赤ちゃんが意味のないことを言っているときも、ママはきちんと語りかけ、遠く離れて家事をしている時も、赤ちゃんに聞こえるように話しかける。
座って一人遊びが出来る頃までは、どこにいくにも赤ちゃんをキャリーに入れ、そばに置いて片時も離れず、生活音を聞かせたり、語りかけをしてあげる。
掃除や洗濯など、1つの仕事が終わったら、抱いて背中をさすってやり、「今度は洗濯物を干すよ」とその都度何をするのか教えてあげる。
こうするとキャリーは楽しい箱になる!
キャリー=ママと一緒にいる、共に暮らすと言う意識を育てるもの。
ママの仕事中は、興味をもって、黙って待つ訓練になる。
泣き出したら、原因を探り、取り除く。
退屈で泣いた場合は、キャリーから出し、ベットに入れて放っておくことで、「ママが仕事中は自分で退屈しない方法を考えなくてはいけないんだ」とわかる。
お風呂体操!
オムツ体操その1
オムツ体操その2
オムツ体操その3
次回は、第二期(一ヶ月半から、三ヶ月半ごろ)のまとめです