なんてそそるタイトル
さすが横峯先生
というわけで、私が激しく心を揺さぶられたところをいくつか要約してご紹介していきます
1.何かにつけ言葉をかけ、助言し、励まし、ほめることこそが・・・
子供の能力開発の一番の邪魔になっている
できる限り「口を出さないこと」がヨコミネ式極意である。
2.子育てのゴールは・・・
「子供の自立」ただ一つである
そして、自立に必要なものは『自ら学ぶ力』『体の力』『心の力』である。
3.「できるなら、子供にはなるべく失敗せず、順調に育ってほしい・・・」
と思っているなら、あなたは子供に「学ぶな」「育つな」と言っているのと同じ。
常にその子供にふさわしい”試練”を与え、失敗を見守りながら導くのがヨコミネ式
4.「わからないことはなんでも答えてあげなくちゃ」と思っている親は・・・
子供のせっかくの成長のチャンスを奪っていると思え
知識を知恵に昇格させるには、自分で経験を重ねていくしかない。
「あえて教えず、自分で何とかするように促すこと」で、経験を積ませるのがヨコミネ式。
5.「どんなに小さい子でも、きちんと説明すればわかるはず・・・」
そんなはずはないでしょう
叱らなければいけない場面では、七面倒くさい理屈を説くのではなく、短い言葉でびしっとしかるべき。
そして、一番大切なことは、子供が泣いても叱った理由を説明したりせず、その場からいなくなり、子供を一人にする。
アピールする相手がいなければ、子供だって張り合いがないので、勝手に泣き止む。
そのタイミングを見計らって、ただ一言
「どうして叱られたかわかった?」
これで、終了。
その時点で子供が理由をわかっていなくても、放っておく。
ただし、『親のダメ!は絶対』だということだけは、しっかりわからせておくこと
6.「お菓子をもらったら、”ありがとう”っていうのよ」と教え込むことは・・・
ただ反射神経を鍛えているだけで、心からありがたいと思う気持ちが言葉になったものではない
大切なのは、子供に「ありがとう」と感謝する場面をいっぱい見せたり、体験させること。
言葉で説明すればわかる、言い聞かせれば通じ合える、というのは幼児期の子供には通用しない。
子供にとって体験に勝る言葉はない
7.運動会で子供がびりになって、「最後まで走って偉かったね」・・・
といっている限り、子供のやる気スイッチは入らない
「悔しい気持ち」が「自分も一番になりたい」という前向きの希望となり、やる気スイッチが入る。
8.「うちの子はちっともやる気をださない。こんなに褒めて伸ばそうとしているのに・・・」
は大きな勘違い
子供がやる気を出さないのは、やろうとさせていることがその子のレベルに合っていないから。
子供は「ちょっとだけ難しいこと」にやる気をだす生き物
簡単すぎても、難しすぎても、スイッチは入らない。
その2に続く・・・
またまた、私の敬愛するヨコミネ式の本のご紹介です