英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は"sort of"を取り上げたいと思います。

 

"sort of"は簡単そうな表現ですが実際に使ったことはあるでしょうか?覚えておくと会話で使える便利な表現なので今回は確認をしてみます。

 

では『ロングマンExams英英辞典』の説明を見てみましょう。

 

"sort of"

 

a) used to say that something is partly true but does not describe the exact situation

 

ex) I sort of like him, but I don't kwow why.

      'Do you know what I mean?' 'Sort of.'

 

意味の方はなにかが部分的に真実であるけれども、正確な状況を述べるものではないとあります。つまり少し曖昧な、なんとも言えない状況を言うときに使える表現です。

 

1つ目の例文を見てみると、まず「私はなんとなく[たぶん]彼のことが好きなんだけど、どうしてなのかわからない」とあります。ここではこれこれこういう理由で彼のことが好きというのではなく、なんかわからないけど彼に魅力を感じてしまう状況が考えられます。文法的には"sort of"副詞になるので、この例文では動詞の"like"につながる形で使われています。

 

2つ目の例文ではまず「私の言うことわかる?」とあり、それに対して'Sort of.'が使われ、「なんとなくね」とか「たぶんね」と返しています。ここでも的確に理解しているのではなく、まぁねと曖昧な感じがありますね。

 

英語と日本語を比べるとよく日本語のほうが曖昧な表現を好むという意見がありますね。確かに英語のほうが的確な表現を好む印象があります。でも英語にも微妙な気持ちを使える表現があって、今回の"sort of"はその一つとなります。なにか的確に述べられないときや微妙な気持ちを伝えるときに使えるので"sort of"は覚えておくと便利かと思います。

今日は「良い英語の先生とは?」をまとめたいと思います。

 

前回例文で"good teacher"というのが出てきたので、良い英語の先生について少し考えてみます。

 

「良い英語の先生」とはどのような先生でしょうか?

 

まず「良い」はなにを指しているのか?これはいろいろな意味で解釈できて曖昧ですね。生徒にとって優しい先生であれば「良い先生」かもしれませんし、中学生にとっては宿題がでない先生が「良い」ということになるかもしれません。

 

でも英語を学ぶということを目的と考えると、自分の英語の力を上げる手助けをしてくれる先生が「良い英語の先生」と言えるのではないでしょうか?これがまず大切なポイントですね。いくら優しい先生でも英語の力がつかなければ「良い英語の先生」とは言えないでしょう。優しい先生は人柄がいいのであって、生徒の英語力を上げるという点では良い先生とはならないですね。

 

自分の経験から言えるもう一つの大切なポイントは、「良い英語の先生」とは「自分に合うかどうか」です。簡単に言うなら「相性」ということになります。

 

学生時代から数えるとネイティブも含めてある程度の人数の英語の先生に習ったことがありますが、やはり合う合わないはありますね。いくら実力がある英語の先生でも自分と合わないと学んでいる側としてはいまいちな気分になってしまいます。

 

説明の仕方や授業の進め方などいろいろなところで自分と合わないな~と思うとなんか嫌になってしまいます。でも単位は取らないといけないので仕方なく頑張るみたいな…。これだとあまりいい吸収はできませんね。なのでなるべく英語の先生を嫌いにならないように心がけることは大切かと思います。

 

自分で先生を選べるなら合う先生を選びますが、学校では担当は決まっているので良い先生に当たるかはある意味「運」ですね。自分の場合は高校、大学で何人か良い英語の先生に出会えたのが良かったと思っています。もしそういう先生に出会えていなければ進路も人生も変わっていたかもしれません。そう考えると教育は大事であり、良い先生に出会えるかは重要な要素と言えるかもしれません。まさに前回取り上げた"make a difference"ということになります。

 

では良い英語の先生に出会えなければどうすればいいのか?

 

ここで勘違いしてはいけないのが良い英語の先生に出会うことが目的ではないということです。良い英語の先生に出会えれば英語を学ぶ上でプラスになりますが、最終的には英語力をつけることが目的と考えば、自分で英語を学ぶことが重要になってきます。なので自分に合う良い英語の先生に出会えない場合もあることは理解し、最後は自分が勉強するかどうかが大切ということになります。

 

もし良い英語の先生に出会えなれば別の方法が一つあります。それは学校で習う英語の先生ではなく、著作[本]による英語の先生を選ぶことです。つまり英語の本やそれを書いている人を自分の英語の先生にするという考え方です。これであればある意味自分に合う英語の先生を選ぶことができます。

 

ここでも大切なことは、英語の力をつけるということを目的に考えると、その本で勉強してしっかりと英語力が上がる内容でなければなりません。ただ面白おかしく簡単に読める本なら、上で上げた優しい先生みたいなものになってしまうので選ぶ本の内容が大切になります。

 

英語の先生となるような本なら、ある程度のボリューム、難易度がある読み応えのあるものを選びたいですね。イメージとしては何度も読み返せるようなもので、なにかわからないことがあったら参照できて、いつでも学び直せるようなものです。

 

もしかしたら英語を勉強してる人の中には、学生時代に良い英語の先生に出会わなかったことから自分には英語の先生なんていらないと思う方もいるかもしれません。これも一つの考え方ですね。でも英語学習における「心の拠り所」みたいな存在として良い英語の先生がいると安心する面はあるかもしれません。独学の場合はリアルな英語の先生でなくても、本(テキスト)による英語の先生を見つけておくのもありかと思います。

今日は"make a difference"をまとめたいと思います。

 

"make a difference"を直訳すると「違いを作る」となり、なんとなく理解できるかもしれませんが、実際にどのような意味になるのか確認してみます。

 

では『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。

 

"make a / the difference"

 

to have an important effect or influence on something or someone

 

ex) Whatever she did, it made no difference.

      Having a good teacher has made all the difference for Alex (=had an important influence).

 

形としては"a difference"の場合もあれば"the difference"の場合もあるのがわかりますね。そして意味の方は、重要な影響を持つことや、なにかや誰かに影響することとあります。違いを作ることによってなにか影響がある感じですね。

 

1つ目の例文を見てみると、彼女がなにをしたって"made no difference"ということで影響がなかったということですね。彼女のしたことについて気にすることはないということかもしれません。

 

2つ目の例文ではいい先生を持つことはアレックスにとって

"made all the difference"とあります。ここではカッコで説明があり重要な影響があることがわかります。確かにいい先生に出会えるとその後の人生を左右するような影響もあり得ますね。

 

今回の"make a difference"のように直訳でなんとなく意味がわかりそうな表現でもはっきりとわからなければ意味を確認することは大切ですね。