英語の世界観

英語の世界観

私達はことばを通して世界を見ている。そして使うことばによって、見えてくる世界が異なることがある。英語の世界観とはどのような世界であろうか。普段意識しないことばから、その世界観を探りたい。現在ときどきロンドン記事アップ中♪

今日は"be up to sb"を取り上げたいと思います。

 

よく使われる表現として"be up to sb"は聞いたことがあるかもしれません。今回は2つの意味を確認してみます。

 

では『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。

 

"be up to sb"

 

a) used to say that someone can decide about something

 

ex) You can pay weekly or monthly - it's up to you.

 

b) used to say that someone is responsible for a particular duty

 

ex) It's up to the travel companies to warn customers of any possible dangers.

 

まずa)から見ていくと、誰かがなにかについて決めることができるというときに使われるとあります。例文では週払いか月払いかで、"it's up to you"とあります。この表現は決まり文句みたいなもので使いやすいので覚えておきたいですね。ここではあなた次第ということで、あなたが週払いか月払いか決められるということになります。このa)の意味の方がよく知られていると思います。

 

では次にb)の方を見てみます。こちらは誰かがある特定の義務について責任があるというのに使われるとあります。例文ではその責任の対象が"the travel companies"とあります。そしてどういうことかについては"to warm ~"と続いています。

 

このb)の形としては"be up to"のあとに責任のある人などがきて、その後にどういうことについてかをto不定詞で示すパターンになっています。

 

会話では"It's up to you."がよく使われるものでa)の意味のイメージが強いかもしれませんが、上で見たようにb)の責任があるという意味もあるので一緒に覚えておきたいですね。

今日は"be to blame"を取り上げたいと思います。

 

今回注目するのは"blame"という単語を使った表現で、意味や使われ方を確認してみます。

 

ではいつも通り『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。

 

"sb / sth is to blame (for sth)"

 

used to say that someone or something is responsible for something bad

 

ex) Officials believe that more than one person may be to blame for the fire.

 

ロングマンの見出しでは少し形が違っていて、主語には人や物が来ることが示されています。そして最後になにに対してかということで"for sth"がくる場合があるのがわかります。このようにどういう形で使われるのかをおさえておきたいですね。

 

意味は主語の誰かやなにかがなにか悪いことの責任があるというときに使われるとあります。英語の説明では"responsible"がポイントですね。

 

具体的に例文を見てみると火事のことでしょうか?当局が思うには複数人がその火事に対して責任があるかもしれないとあります。事故なのか事件なのかわかりませんが、ここでは火事が起こったことに対する責任が複数人いると考えられている感じですね。

 

"blame"という単語だけだと「非難する」という訳語のイメージが強いかもしれませんが、今回取り上げた"be to blame"では誰かやなにかが、なにか悪いことに対する責任があるということで使われます。単語単体の意味だけでなく使われやすい表現も合わせて覚えておきたいですね。

今日は"such as it is"を取り上げたいと思います。

 

"such as it is"という表現では使われている単語は簡単ですね。でもこういう簡単そうな表現こそ注意が必要で、英文でこのような表現が出てきてもなんとなくで読んでしまうと意味が抜けてしまうことがあります。

 

今回は意味や使われ方を確認してみます。

 

では『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。

 

"such as it is"

 

used to show that you think that something is not good enough or that there is not enough of it

 

ex) We will look at the evidence, such as it is, for each of these theories.

 

意味はあなたがなにかが十分良くなかったり、また十分ないと考えることを示すのに使われるとあります。ここからなにかが十分ではないという感じがわかりますね。

 

具体的に例文を見てみると、"such as it is"は挿入する形で使われています。文としてはまず私たちはその証拠を見るつもりだとあります。その後に"such as it is"があり、その証拠が十分ではないんだけどねと示され、最後になにの証拠かということで"for ~"が続いています。

 

元の形では"the evidence for each of these theories"とつながっていて、その間に入り込む形で"such as it is"があります。ここでは"the evidence"が単数ということで"such as it is"となっていて、もし複数のものであれば"such as they are"となります。

 

このように"such as it is"を間に入れて、途中で十分ではないことを示す形で使われます。日本語だと最初に「これは十分ではないんだけど」などと断りを入れることがありますが、今回の英語の表現では間に入れる感覚を抑えておきたいですね。

 

最後にもう一つ『ライトハウス英和辞典』(第5版)から例文を上げておきます。

 

The food, such as it was, satisfied our hunger.

(食べ物は十分ではなかったが我々の飢えを満たしてくれた。)