今日は「"once upon a time"の2つの意味」をまとめたいと思います。
"once upon a time"と言えばある決まった訳語を覚えているのではないでしょうか?その場合、もう一つ別の意味があるのは知っているでしょうか?今回は"once upon a time"の2つの意味を確認してみます。
では『ロングマンExams英英辞典』で意味を見てみましょう。
"once upon a time"
a) at a time in the past that you think was much better than now
ex) Once upon a time you used to be able to leave your front door unlocked.
b) a long time ago - used a the beginning of children's stories
まずb)の方から見ていくと、よく知られている「昔々」という訳語になるものですね。昔のことで、子どもの話の始まりで使われるとあります。この意味がロングマンではb)で示されていることを一つおさえておきましょう。
次にa)の方を見てみると、過去のあるひと地点でいまよりもより良かったと思うとあります。b)と同じく過去のことですが、こちらはいまよりも良かったニュアンスがあります。
a)の例文を見ると、"Once upon a time"で良き昔のことを示してから、そのころは表のドアを施錠しないままにできたものだとあります。ここでは昔は安全性に心配がなかったということでしょうか?昔は鍵をかけなくても大丈夫だったということが考えられそうです。でもいまはそうはいかないということでしょう。
このように"once upon a time"には2つの意味があります。ポイントは「昔々」に当たるb)の意味が2つ目に来ていることです。つまり使用頻度的にはa)の意味の方が高いと考えられそうです。
これは考えてみればわかるように、子どもの話やおとぎ話の数は限られていて、b)の意味はそのときにしか出てこないということですね。一方a)の意味は良かった昔を振り返るときにいつでも使えるのでb)よりかは使う機会が多いのではないでしょうか?
英和辞典ではb)の「昔々」の意味が最初に来ているものが多いみたいでロングマンとは少しズレがあります。もしかしたらこれは日本人英語学習者が出会う"once upon a time"の意味が「昔々」の方が多いということかもしれません。
"once upon a time"は「昔々」のイメージが強いですが、もう一つ別の意味があることをおさえおきたいですね。