デイヴィッド・グラッドル(山岸 勝栄訳)『英語の未来』研究社、1999年

英語を知るための厳選参考文献案内所-英語の未来

[特にお勧めしたい読者]

(大学生)、大学院生

[内容]

20世紀末に書かれた英語の未来についての本です。

本書の前書きは、チャールズ皇太子によるもので、ブリティッシュ・カウンシルによる「英語2000プロジェクト」の調査研究を更に進めたものです。なので国家的プロジェクトな感じがします。

目次を見ると、「英語の未来は?」「今日の英語」「予測」「世界的な動向」「英語に影響を与えるもの」「未来の英語」となっています。

それぞれ多くのデータに基づいた内容で、一般の人向きと言うより研究向きな感じです。

本書で英語ができるようになることはありませんが、英語の現状を知り、これからの英語はどうなるかを知るには適した一冊です。

[いち押しポイント]

英語の現状が知れる点。

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英語の未来
Alison Baxter『The USA: Oxford Bookworms Library Factfiles-Stage 3 (Oxford Bookworms Library Factfiles, Stage 3)』Oxford University Press, 2008.

英語を知るための厳選参考文献案内所-The USA

[特にお勧めしたい読者]

大学生、英語再入門の方

[内容]

Oxford bookmorms libraryのstage3(1000 headwords)の作品です。タイトルどおりアメリカについてのものです。

本書はアメリカの始まり、独立戦争、南北戦争などの歴史的な面や人種問題、アメリカでの生活スタイル、音楽、都市などを取り上げています。

新しいOxford bookworms libraryなので、カラーの写真がいくつかあり視覚的に入りやすいでしょう。

本書ではアメリカの一部しか取り上げていませんが、大まかな歴史やアメリカの生活スタイルや文化的な面などを知るには適した入門書と言えるでしょう。

多読教材ですが、英語を勉強していてアメリカに興味がある人に手にとってもらいたい一冊です。

[いち押しポイント]

簡単な英語でアメリカの歴史や文化的な面が知れる点。

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The USA: Oxford Bookworms Library Factfiles-Stage 3 (Oxford Bookworms Library Factfiles, Stage 3)
シドニー・グリーンバウム、ランドルフ・クワーク『現代英語文法〈大学編〉』紀伊国屋書店、1995年

英語を知るための厳選参考文献案内所-現代英語文法大学編

[特にお勧めしたい読者]

大学生、大学院生

[内容]

大学生向けの英文法書です。日本の大学受験で使われる英文法書とはレベルが違います。本書は約900ページ位のボリュームで、持ち運びには向いていません。

本書は英文法書の最高峰と言われているA Comprehensive Grammar of the English Language(←アマゾンへ飛びます)の縮約版で、1980年代中頃以降の研究を積極的に取り入れた新版です。

手元にある本書の帯には、「20世紀最高の英語文法書」とあります。大げさなように感じるかもしれませんが、21世紀になっても最高レベルの英文法書と言えるのではないでしょうか。

本書はちょこっと調べるために使う参考書と言うより、気になるところをじっくり読んで理解を深めるのにいいと思います。

また大学で英語を専攻している人や文法に興味がある人にお勧めです。

本格的な英文法書が欲しい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

[いち押しポイント]

最高の英文法書。

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現代英語文法〈大学編〉
ラドルフ・クヮーク、ガブリエル・スタイン『ENGLISH IN USE』紀伊国屋書店、1995年

英語を知るための厳選参考文献案内所-English in Use

[特にお勧めしたい読者]

大学生、大学院生、社会人

[内容]

現在英語は国際的に使われ多様化しています。その中で本書は「英語の使用」に関して書かれた知的に英語を使うためのガイドブックです。

本書は、英語の世界では有名なクヮークとスタインによるもので、文法から文学まで広く扱っている点がポイントです。

本書の原書は1990年出版と今から約20年位前になりますが、内容は今でも知的興奮に満ちています。

軽い気持ちで読んで消化できるものではありませんが、本腰を入れて英語の理解を深めたい人にはお勧めの一冊です。

[いち押しポイント]

クヮークとスタインによる点。

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ENGLISH IN USE

↑今日現在アマゾンでは中古でしか入手できないようです。
小学館ランダムハウス英和大辞典』(第2版)小学館、1993年

英語を知るための厳選参考文献案内所-ランダムハウス英和大辞典

[特にお勧めしたい読者]

大学生、大学院生、社会人

[内容]

大英和辞典の御三家の一つです。

ちなみに他の二つは『ジーニアス英和大辞典』、『新英和大辞典 第六版 ― 並装』(←アマゾンへ飛びます)です。

本辞典はアメリカのランダムハウス英英辞典をベースに訳したもので、総収録語数34万5千、用例17万5千という大辞典です。

多少古くなっていますが、信頼できる辞典の一つです。

10万語前後収録の英和辞典とは、比較にならないほどの情報量があります。意味の説明や例文の多さ、語源欄の詳しさなど、やはり大辞典ならではの強みがあります。

本書を必要とする人は、それだけの情報が必要な人でしょう。例えば大学院で英語を専門に研究している人などです。経験上大学院で英語を専門にしている人は、大英和辞典の御三家のどれか一つはあったほうがいいでしょう。

今の時代電子辞書が普及しているので、そこに含まれていることも多いと思いますが、いっぺんに多くを見る場合にはやはり紙版がお勧めです。

英文学や英語の論文を本格的に読み込む人に、購入検討の一つにしてもらいたい辞典です。

[いち押しポイント]

詳しい情報量。

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小学館ランダムハウス英和大辞典