大変、ご無沙汰しています。

とんでもない更新間隔。

このブログを見てる方がどれくらいいるのか分かりませんが、

私自身は研究を進めています。

この一年はブロンテ研究の方にシフトしています。

かつてもう10年になりますが、イギリス留学時代に研究していた

シャーロット・ブロンテです。

7月に研究発表を終えて、論文執筆の準備中です。

主専攻はエリオットですが、エリオットだけをやっていればいいとは

思っていません。

ディケンズ、ギャスケルなどもっともっと読んでみたい作家がたくさんいます。


エリオットだけでなく、同時代を生きた作家を読み、横の視点から

エリオットを読み解くというのも重要だと考えています。

実際、エリオットを深く読んで、ほかの作家に多少なりとも触れることで

エリオットの同時代の作家には見られない思想的深みを感じ取ることが

できました。


シャーロットはエリオットほどの思想家ではありませんが、

それでも読んでみると中々面白いものです。


私の場合、経験上、作品を読んでもある一定期間すぎると内容を忘れてしまいます。

ディケンズ、ギャスケルも多少読んだのですが

もう忘れてしまってるところがかなり、、、、、


一回、深く読んで論文にまとめると、ストーリーや作家の思想など

しっかりと理解できるような気がします。

なので、エリオットの『ダニエル・デロンダ』まで読んだら

一度、ディケンズ、ギャスケルについての論文も書いてみたいかなと

思います。

果たして、それまでどれだけの時間がかかるのか、

長い道のりです。