分詞の現在分詞(~ing)と過去分詞(~ed)の使用例は実に
多岐に渡ります。
いろいろな慣用表現などに使われるのですが、形容詞用法という
役割があるので、基本的に名詞とのつながりから現在分詞、過去分詞
の判断は出来ます。
たとえば
1. find + 人・物 + ~ing or ~ed = 人や物が~している、されているのに気づく。
例文 I found myself sleeping on the sofa next morning
= 私は翌朝自分がソファの上で寝ているのに気づいた。
2. keep 人・物 + ~ing or ~ed = 人・物を~の状態にキープ(維持)しておく。
例文 He kept the door locked before going out.
=彼は外出前にドアの鍵を閉めておいた。
3. 附帯状況のwith
with + 人・物 + ~ing or ~ed = 人・物を~の状態にしておく。
例文 He is standing with his arms crossed.
= 彼は腕を組んだままの状態で立っている。
全部、赤線になっている箇所が分詞なのですが、
すべて直前の名詞とのつながりから 「~するのか、~されるのか」
を判断すればOK。
1の例で言えば「私自身は寝られるという受身形ではなく、私自身は
寝るのですから~edという過去分詞ではなく、~ingの現在分詞になる。
皆さん、分かりましたか?
ちなみにここに挙げたのは一部に過ぎません。
今日、思いついただけのものですので、
まだあれば次に挙げたいと思います。