Hello! Moekaです。

今回は The Young Crab and His Mother というイソップ寓話を用いて、文法や難しい単語の解説をしていきたいと思います。


それではまず全文載せます。(和訳は最後に載せます)


The Young Crab and His Mother


"Why in the world do you walk sideways like that?" said a Mother Crab to her son. "You should always walk straight forward with your toes turned out."

"Show me how to walk, mother dear," answered the little Crab obediently, "I want to learn."

So the old Crab tried and tried to walk straight forward. But she could walk sideways only, like her son. And when she wanted to turn her toes out she tripped and fell on her nose.

Do not tell others how to act unless you can set a good example.
どうでしたか?
いくつか難しい単語やフレーズがあるので見て行きましょう。
Why in the world: いったいどうして
sideways: 横向きに
straight: まっすぐ
forward: 前を向いて
obediently: 従順に、素直に
unless: 〜でない限り

次にニュアンスをつかみましょう。
まず、Mother Crabなどの動物は、なぜ大文字になっているのでしょうか?
これは、動物を固有名詞すなわち「世界にたった1人(1匹)のキャラクター」として見ているからだと思われます。一般的な動物なら小文字ですが、ここに出てくる動物には人間のような特性が与えられているのです。
また、little Crab が mother に dear をつけるのは、お母さんではなくお母様というニュアンスを出すためです。
また、ここでは mother dear が小文字になっていますが、普通は母に my をつけない場合は mother を大文字の Mother にするのでご注意ください。

最後に文法です。
タイトルですが、基本的に冠詞(a や the)、前置詞(inなど)、接続詞(andなど)のみ小文字にして、あとは大文字にします。
また、会話文には、必ず句読点を使います。
1) “〜?” はてな
“〜!” びっくりマーク
“〜,” カンマ
の場合は、最後の ”(クオテーションマーク)の後に said ○○. や ○○ said. と書きます。
!や?で会話文が終わっている場合でも said は小文字になるので注意してください。
例:“Are you hungry?” she asked.
2) “〜.” ピリオド
の場合は、最初のクオテーションマークの前に ○○ said, と書きます。(Said ○○, とは書きません)
例:She asked, “Are you hungry?”
作文する際は注意してくださいね。
また、A unless B という文は、訳す際は「Bでない限りA」のようにAとBが逆になるので注意してください。

それでは、私が考えた和訳です。

タイトル:子ガニと母親


「いったいどうしてそんな風に横向きに歩くの?」母ガニは息子に言いました。「いつもまっすぐ前を向いて、足の指を外に向けて歩くべきよ」 

「歩き方を見せてください、お母様」子ガニは素直に答えました。「覚えたいです」

年老いたカニはまっすぐ前を向いて歩こうとがんばりました。しかし彼女は、息子のように横向きにしか歩けませんでした。そして足の指を外に向けようとすると、つまずいて鼻の頭から倒れました。

教訓:自分が良い例を見せられない限り、他の人にどうするべきか教えるな。



うーん…カニって鼻があるんですかね?

少し疑問です(笑)

ではまたお会いしましょう!

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