マンチェスターU戦 レポート | アーセナル~チャンピオンへの道~

マンチェスターU戦 レポート

試合前からアーセナル圧倒的不利と伝えられ勝利オッズもアーセナルがホームであるにもかかわらずマンチェスターUの方が若干有利と予想されたが蓋を開けてみると全くの互角でアーセナルの勝利と内容にも結果的にも最高の試合を観れた。

試合開始直後に何を思ったのかアルムニアはクリシのバックパスを普通にキャッチしてしまい、アーセナルはいきなりピンチを作ってしまった。しかしここは事なきを得たが少し不安な立ち上がりとなってしまった。最初の10分間はマンUペースで試合が展開されベルバトフ、ルーニー、ロナウドの3人に崩される場面があったがいくつかあったチャンスをマンUは物にすることが出来なかった。試合後ファーガソン、ヴェンゲル両監督は今日の試合の2チームの違いはチャンスを物にしたかどうかの違いだけと言っていたようにもしマンUがいくつかあったうちの1つのチャンスを物にしてたらこの試合はどうなっていたかわからなかった。そして前半22分右サイドでウォルコットが倒されたフリーキックから得点がうまれた。セスクが蹴ったボールはベルバトフが真ん中左にクリアをしたがそこにはフリーになっていたナスリがいた。ナスリはワントラップして見事に抑えた地面を滑るようなシュートを打ってマンUDFの足に当たりファン・デル・サールの逆を突きネットを揺らした。得点が生まれた後も一進一退の攻防が続きまだまだ勝負は分からないまま前半を終えた。
向かえた後半いきなりアーセナルが追加点をとる。バイタルエリアやや右よりでディアビーがキープをして一旦ナスリに預けナスリは前にいたセスクに出しセスクはキープして一瞬のスキを突き前を向いた瞬間にナスリ、ウォルコットがクロスするように走りマンUDFはウォルコットにつられナスリが一瞬フリーになったところにセスクが絶妙なスルーパスをだしナスリはツータッチでシュートを放ちゴール右に豪快に突き刺さった。しかしアーセナルに追加点が入った直後にマンUにビッグチャンスが訪れる。左サイドで上手くボールをキープしたパク・チソンから逆サイドでフリーになっていたロナウドにピンポイントでボールが入ったがロナウドはこのビッグチャンスをポストギリギリに外してしまう。その後も両チームにチャンスがあったが時間が進むにつれ両チームとも連戦の疲れからか足が止まり始め中盤にスペースができはじめカウンターが狙いやすくなる。そしてロスタイムに入ろうとした瞬間に18歳ブラジル人DFラファエルがこぼれ球からきれいなボレーを決めて2-1となりアーセナルサポータ-には先日のトッテナム戦が思い起こされ始めロスタイムが6分と表示された瞬間はますます嫌な予感がした。しかしアーセナルは最後まで得点を奪いに行く姿勢を見せ見事な勝利を飾った。


~スコア~
アーセナル 2 - 1 マンチェスターU
~スタメン~
    アルムニア

サニャ ギャラス シルベストル クリシ
ウォルコット セスク デニウソン ナスリ
     ディアビー

     ベントナー