恩返ししたこと

年に2回、医療通訳の検定試験があります。

民間の試験ですが、

通訳仲間も、春の試験に向けて始動しています。

 

私はコロナ禍にオンラインで受験をして、合格できました。

ひとえに、通訳仲間の協力あってのことでした。

私が合格した後も、オンラインでの通訳練習をずっと継続していて、検定受験予定者の練習を一緒になって、喜んでしています。

 

私からの恩返しです。

 

私が練習していた期間は1年くらいありましたが、

どのメンバーも、親身になってくださり、

すごく厳しい目で評価してくださいました。

本当に感謝しかありません。

「文法間違ってるよ」

「意味がわかりにくいよ」

本当にはっきり言ってもらえたおかげで、

その数か月後には、「佐藤さん、まるで別人ですね!すっごくわかりやすかったですよ、今の通訳!」と言ってもらえるようにまで成長できました。

本当に感謝しかありません。

 

他者評価する方も、

好きでだめだししているわけではありません。

合格してもらいたいために、自分の時間を使って、ペアの練習動画を見て、こうしたらいいよという改善点を探しているのです。

やりたくてしているわけではありません。

 

でも、

ここまでしてくれる友達って、誰がいるでしょうか?

誰もいません。

 

私は、

私にしてくれた人たちのためにも、

これからも、通訳仲間と練習するときは、

心を鬼にして、

他者評価をして、合格してもらいたいために、

ダメ出しをしていきます。

それが、ペアから私にのぞんでいることですから。

望んでいることをやっています。

 

 

ところで、

私が試験対策をしている間のペア練習の時は、

私は相手に、だめだししてほしいなんて一度も頼んだことがありませんでした。

一緒に練習していた相手が、私の通訳の悪さにいやけがさして、

「文法間違ってるよ」と、言ってしまったんだと思います。

そう、私には、当時、相手の時間を使って練習させてもらっているんだ、という気持ちがなかった。練習に付き合ってもらうのが当然だと思っていました。

 

だから、今ははっきり、

無料で私ができることはここまでです、と提示するようにしています。

そうすると、相手も気が付いて、

そうか、相手の時間をたくさん使わせていたんだ!と、

今度は自分で自分の動画を見るようになります。

自分で動画をみて、修正するべきところは、自分で修正して、

次回練習するときは、改善されていることがよくあります。

 

結局は、自分で練習して、自分で間違いに気づいて、自分で改善しなければ、合格はできません。

 

このことに気づいて検定に何度もチャレンジして合格できた人は多いです。

できればお金をセーブするために、一発合格してほしいですが、

もし、この春検定を受けて合格したい、という方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に練習しましょう。

 

 

 

 

 

 

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